ダウン・ツ・ヘヴン

著者 : 森博嗣

• 中央公論新社 (2005年6月1日発売)

感想・レビュー・書評

[blufiatoさんの感想 · 2012年9月25日]

瑞々しいけど煙草臭い、みたいな。
空に落ちていくキルドレの心情描写が好き。

[水道水さんの感想 · 2012年9月6日]

草薙水素が主人公。淡々と違う世界の物語を見ているようなのに最後でこの感情わかるな、と思わせてくれる。

[zokerさんの感想 · 2012年9月5日]

ナ・バ・テアとこれで、ちょうど前後編っぽい作り。素直なストーリー進行は森博嗣らしくないなと思ったが、それは相対的な感じ方なのかもしれない。

[ecottさんの感想 · 2012年8月30日]

クサナギスイトにとって飛ぶということ、は生きるということの一部なのだ．
クサナギ－飛ぶ＝生ける屍
となるか？

[ishikaさんの感想 · 2012年8月17日]

文章が酔っている。

[やまぶきさんの感想 · 2012年8月14日]

スカイ・クロラシリーズの３作目。確か時間軸は、巻数が進むにつれ遡っているはず。
前作読了から数年経っているので、あいまいな記憶だったけど
まぁそれなりな話。

クサナギといい水素といい、功殻機動隊の少佐？

[マ●サさんの感想 · 2012年7月18日]

シリーズで一番好きかもしれない。

水素の飛びたい、対決をしたいと言う思いに酷く心打たれた。

最後は水素と一緒にｸｿｰと思ったし、水素の願いに涙した。

ティーチャはずるいと思う。何だか。

カンナミも出てきたし、物語が動きそう。

後のことを考えると凄く重要な巻だと思う。

[よしこさんの感想 · 2012年6月24日]

慣れてきたのか、この書き方に期待を込めています。
いい味わい。
次も読みたい。

[ほんのひとときさんの感想 · 2012年6月19日]

ありえたかもしれないもう一つの世界を舞台に、大人にならない戦闘機パイロット「キルドレ」の日常と心理を描くスカイ・クロラシリーズの3作目。

空に存在することでしか生きている価値を見いだすことができない草薙水素は、周りの政治的思惑によって少しずつ環境を変えられていく。

スカイ・クロラシリーズの文章の特徴の一つに頻繁な改行があげられると思いますが、この効果が抜群。主に戦闘シーンで使われる手法ですが、戦闘の緊迫感が読み手にひしひしと伝わってくるし、頭の中に戦闘機がビュンビュン飛んでる映像がテンポよく作られてとても楽しい。

一作目の主人公カンナミが出てきましたが、あれっ？すでにクサナギと面識が？謎は深まるばかりです。
さて、次は「フラッタ・リンツ・ライフ」だ。

[Ｓａｔｏさんの感想 · 2012年6月19日]

草薙水素が会社の広告塔として利用されるようになる。
内容は深くないけど、描写はやっぱり綺麗！

著者プロフィール

工学博士。１９９６年『すべてがＦになる』で第１回メフィスト賞を受賞しデビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する。「Ｓ＆Ｍシリーズ」「Ｖシリーズ」（ともに講談社文庫）などのミステリィのほか「Ｗシリーズ」（講談社タイガ）や『スカイ・クロラ』（中公文庫）などのＳＦ作品、エッセィ、新書も多数刊行。

「2023年 『馬鹿と嘘の弓　Fool　Lie　Bow』 で使われていた紹介文から引用しています。」