ぼくらはみんな、ここにいる

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 65
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120036866

感想・レビュー・書評

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  • SF小説、いったい誰の視点だったんだろう。
    江戸時代にタイムスリップ。ディスプレイの蛍光灯って10年も持たんのね。
    15少年漂流記を少し思い出した。というか設備そろいすぎ、知識のある大人多すぎ。
    三十人の限られた中からカップル探せって、なんだかなぁー

    タイムスリップものはどうしてもループという概念がまつわりついて、いつも違和感を感じる。
    でも限られたソースをいかに生かすか、サバイバルの醍醐味を感じた。

  • 光が丘中学吹奏楽部の部員30人が九州の孤島へ合宿にでかけるが、
    その島ごと島原の乱直前の江戸時代にタイムスリップしてしまう。

    こないだTV化された『神はサイコロを振らない』の作者。
    本はまだ読んだことないけど、なんとなく似た感じをうけた。
    各章が曲名で構成されているので、もっと音楽色の強いものかと
    思ったが、ただの吹奏楽部っという止まりで残念。
    ただ400年前にタイムスリップするので、携帯はもちろん、その他
    使えないものがでてくる。
    そこで、「音楽がよりどころ」という風にさせたかったのか…
    設定は面白い。ただオチがいまいちだなぁと思うのは私だけか。

著者プロフィール

大石英司
1961年生まれ。鹿児島県鹿屋市出身。1986年『B-1爆撃機を追え』で小説家デビュー。C★NOVELSを中心に著書多数。陸自の特殊部隊の活躍を描く〈サイレント・コア〉シリーズは、通算400万部を超える。他の著作に、『神はサイコロを振らない』(中公文庫)など。

「2023年 『パラドックス戦争 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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