静子の日常

  • 440人登録
  • 3.78評価
    • (44)
    • (103)
    • (68)
    • (12)
    • (1)
  • 124レビュー
著者 : 井上荒野
  • 中央公論新社 (2009年7月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (225ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120040467

静子の日常の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 静子さん素敵。
    あんな風に歳をとりたいものだ。

    宇陀川家のほんとに取るに足らない日常なんだけど、それでも色々あるものなのだ。

    家族だからこそ分かる微妙な空気感の違い。
    だけど、そんなちょっとした噛み合わせの悪さも、家族で過ごしているうちにいつの間にか元に戻ってる。
    なんだか不思議。

    75歳の静子さん、決して平穏な人生を歩んできた訳ではないけれど、彼女のマイペースで芯の強い性格でどんな問題も大した事ないって風に感じてしまう。

    改めてかっこいい。

  • 75歳の静子さんがとても可愛らしい、素敵なお話だった。年齢に関係なく、新しいことに挑戦したり、前に進んでいく静子さんのアクティブさは見習わないと…。こんな年の取り方をしていきたいなと思う。

  • 中年夫婦と子供、そして静子というおばあちゃんがいる
    一家の日常の話。

    おばあちゃんはビシッとしているが、おちゃめでもある。
    息子の浮気も陰に回って防ぎ、孫の問題もじわっと
    立て直す。

    常識論を振り回すのではなく、小さな行動により
    一石を投じながら、周囲に問題点を気付かせる。

    しかも、その一石が、常に可愛いのだ。

    アクティブでおちゃめな可愛いおばあちゃんは
    微笑ましいのだが読んでいると背筋がシャンと
    してしまいます。

  • すごくおもしろかったー!
    正直井上荒野さんの作品でこんなにおもしろいとおもったのは初めてです。
    ユーモアがきいてて、
    穏やかで、
    ほほえましかった。

    大満足の星五つです。

    ゆるーいかんじで映画にしてほしいな。

  • 息子家族と暮らす70代の未亡人静子さん。
    静子さんを取り巻く悲喜こもごも。

    上品でおっとりした風でいながら、フィットネスクラブのうるさい張り紙に付箋でばか?と書いて貼ってみたり、パソコンで何やらやってるらしい息子を探るために、新聞配達の青年に習いパソコンを使えるようになったり、他人を中傷するビラと孤軍奮闘するために、ひたすらそのビラを使ってかごを編み続けたり…
    静子さん、サイコーですよ。

    息子家族達にもいろいろありますが、静子さんのおかげで大事にならずに済んでいるようで。

    こんな素敵なおばあちゃまがいてくれたら、みんなhappyな気持ちになれるかなと思いました。

    大好きな本の仲間入り決定です。

  • 静子75歳、息子一家と同居。
    こんな設定ならお嫁さんともめるとか…などという感がは甘かった。
    静子さんは、かなりマイペース。
    子育てなんて口出さなーい。
    自分の趣味を持ち、ひとりバスで出かける。
    スポーツクラブの張り紙が気に入らないと、自らコツコツその対策を取る。
    自分の考えをしっかり持ち、はっきりした態度に憧れる。
    あぁ、こんなキリリとしたおばあさんになりたいものだ。

  • 静子さんは素敵。ほんとうにかっこいい。
    力が抜けているのに、背筋がしゃんとしているような。
    静子さんのようなおばあちゃんになりたいなー。

  • おもろい。
    にやにやして読んでしまう。
    こんなおばあちゃんになりたい。

  • 私は好きだわ、これ。
    静子さんのように生きたいな、と素直に思う。

    未亡人となった75歳の静子さん。
    息子夫婦と同居して、フィットネスに通って、水泳をして……
    バスに乗れば行きたいところに行ける。マニュアルをきちんと読むから最新の電化製品だって平気。気に入らないことは、気の晴れるようにさりげなく……

    気づけば、静子さんの周りは、みんな幸せになっている。
    静子さんも、幸せみたい。ふふふと嬉しそうに笑う。

    そんな風に穏やかに生きたい。
    年齢を重ねることも悪くない。
    そう思わせてくれたから、無条件に好き。

  • すごくよかった。静子さんが素敵すぎる。
    こんなおばあちゃんになりたいなと思わされる人だった。
    年齢を重ねても自分をしっかりもっていれば
    こういう風に素敵でいられるんだろう。中々難しそう。
    静子と、同居する息子愛一郎、妻薫子、娘るかの視点で
    交互に短編になっているのでとてもよみやすい。
    そしてどの話も静子さんのあなどれない行動力が絡んでいて
    すごく面白かった。いじわるばあさんってあったけど
    逆でなんだろう良い人というわけでもなく、人生が
    間違った方向へいかないように修正する世直しばぁさん
    みたいな感じ。後味すっきり。とても良かった。また読み返そう。

全124件中 1 - 10件を表示

井上荒野の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
角田 光代
三浦 しをん
村上 春樹
東野 圭吾
角田 光代
村上 春樹
角田 光代
中島 京子
東野 圭吾
森見 登美彦
角田 光代
三浦 しをん
江國 香織
夏川 草介
川上 弘美
東野 圭吾
三浦 しをん
山田 詠美
小川 糸
井上 荒野
井上 荒野
有効な右矢印 無効な右矢印

静子の日常を本棚に登録しているひと

静子の日常を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

静子の日常を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

静子の日常を本棚に「積読」で登録しているひと

静子の日常の作品紹介

何かが過剰で、何かが足りないこの世の中今日も出くわす"ばかげた"事象を宇陀川静子・七十五歳は見過ごさない-チャーミングで痛快!直木賞作家の最新長篇小説。

静子の日常の文庫

静子の日常のKindle版

ツイートする