静子の日常

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著者 : 井上荒野
  • 中央公論新社 (2009年7月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (225ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120040467

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静子の日常の感想・レビュー・書評

  • 静子さん素敵。
    あんな風に歳をとりたいものだ。

    宇陀川家のほんとに取るに足らない日常なんだけど、それでも色々あるものなのだ。

    家族だからこそ分かる微妙な空気感の違い。
    だけど、そんなちょっとした噛み合わせの悪さも、家族で過ごしているうちにいつの間にか元に戻ってる。
    なんだか不思議。

    75歳の静子さん、決して平穏な人生を歩んできた訳ではないけれど、彼女のマイペースで芯の強い性格でどんな問題も大した事ないって風に感じてしまう。

    改めてかっこいい。

  • 75歳の静子さんがとても可愛らしい、素敵なお話だった。年齢に関係なく、新しいことに挑戦したり、前に進んでいく静子さんのアクティブさは見習わないと…。こんな年の取り方をしていきたいなと思う。

  • 中年夫婦と子供、そして静子というおばあちゃんがいる
    一家の日常の話。

    おばあちゃんはビシッとしているが、おちゃめでもある。
    息子の浮気も陰に回って防ぎ、孫の問題もじわっと
    立て直す。

    常識論を振り回すのではなく、小さな行動により
    一石を投じながら、周囲に問題点を気付かせる。

    しかも、その一石が、常に可愛いのだ。

    アクティブでおちゃめな可愛いおばあちゃんは
    微笑ましいのだが読んでいると背筋がシャンと
    してしまいます。

  • すごくおもしろかったー!
    正直井上荒野さんの作品でこんなにおもしろいとおもったのは初めてです。
    ユーモアがきいてて、
    穏やかで、
    ほほえましかった。

    大満足の星五つです。

    ゆるーいかんじで映画にしてほしいな。

  • 息子家族と暮らす70代の未亡人静子さん。
    静子さんを取り巻く悲喜こもごも。

    上品でおっとりした風でいながら、フィットネスクラブのうるさい張り紙に付箋でばか?と書いて貼ってみたり、パソコンで何やらやってるらしい息子を探るために、新聞配達の青年に習いパソコンを使えるようになったり、他人を中傷するビラと孤軍奮闘するために、ひたすらそのビラを使ってかごを編み続けたり…
    静子さん、サイコーですよ。

    息子家族達にもいろいろありますが、静子さんのおかげで大事にならずに済んでいるようで。

    こんな素敵なおばあちゃまがいてくれたら、みんなhappyな気持ちになれるかなと思いました。

    大好きな本の仲間入り決定です。

  • 静子75歳、息子一家と同居。
    こんな設定ならお嫁さんともめるとか…などという感がは甘かった。
    静子さんは、かなりマイペース。
    子育てなんて口出さなーい。
    自分の趣味を持ち、ひとりバスで出かける。
    スポーツクラブの張り紙が気に入らないと、自らコツコツその対策を取る。
    自分の考えをしっかり持ち、はっきりした態度に憧れる。
    あぁ、こんなキリリとしたおばあさんになりたいものだ。

  • 静子さんは素敵。ほんとうにかっこいい。
    力が抜けているのに、背筋がしゃんとしているような。
    静子さんのようなおばあちゃんになりたいなー。

  • おもろい。
    にやにやして読んでしまう。
    こんなおばあちゃんになりたい。

  • 私は好きだわ、これ。
    静子さんのように生きたいな、と素直に思う。

    未亡人となった75歳の静子さん。
    息子夫婦と同居して、フィットネスに通って、水泳をして……
    バスに乗れば行きたいところに行ける。マニュアルをきちんと読むから最新の電化製品だって平気。気に入らないことは、気の晴れるようにさりげなく……

    気づけば、静子さんの周りは、みんな幸せになっている。
    静子さんも、幸せみたい。ふふふと嬉しそうに笑う。

    そんな風に穏やかに生きたい。
    年齢を重ねることも悪くない。
    そう思わせてくれたから、無条件に好き。

  • すごくよかった。静子さんが素敵すぎる。
    こんなおばあちゃんになりたいなと思わされる人だった。
    年齢を重ねても自分をしっかりもっていれば
    こういう風に素敵でいられるんだろう。中々難しそう。
    静子と、同居する息子愛一郎、妻薫子、娘るかの視点で
    交互に短編になっているのでとてもよみやすい。
    そしてどの話も静子さんのあなどれない行動力が絡んでいて
    すごく面白かった。いじわるばあさんってあったけど
    逆でなんだろう良い人というわけでもなく、人生が
    間違った方向へいかないように修正する世直しばぁさん
    みたいな感じ。後味すっきり。とても良かった。また読み返そう。

  • 夫の十三に先立たれた75歳の静子は
    息子夫婦と高校生の孫と一緒に暮らしている。
    自分で決めたことはぜったいに守ることを信条とする静子は
    家族の私生活に口出しはせずこっそりと手出しをする。
    フィットネスクラブで水泳に励んだり
    新聞配達に来る青年と昼間からお酒を飲んだり
    パソコンを習って息子の出会い系をやめさせたり
    昔の恋人に会いに老人ホームを訪ねたり
    中傷ビラでカゴを作ったり。
    そんな静子とその家族の連作短編集。
    装丁:大久保伸子 装画:岡村慎一郎 DTP:ハンズ・ミケ

    こんなおばあちゃんになりたいと誰もが思うような静子さんです。
    年をとってもアクティブに過ごして家族とはつかず離れずの距離。
    新しい音楽や技術にも物怖じしないで向かっていく。
    自分に正直にゆったりと振る舞う生き様に憧れます。

  • 井上荒野 著「静子の日常」、2009.7発行、面白かったです。息子愛一郎一家3人(愛一郎、薫子、娘るか16歳)と一緒に暮らしている静子75歳を中心とした物語。小気味よいテンポで、4人の様子、思い、悩みなどが順番に、関連付けられて展開してゆきます。静子おばあちゃんは、とても前向きで、おしゃれで、思いやりがあって魅力的です!一息に読了しました。著者の本、また読んでみたいです。

  • 静子さんという可愛らしいおばあちゃんと家族の話
    こういう立ち回りが出来る人を尊敬する

  • タイトルの通り、静子さんの日常を描いた作品。
    日常とひとくちに言っても色んな事件は起こる。
    静子さんの持つユーモアと、世界を切り取る目線が素敵。
    こういうおばあちゃんになりたい。

  • 今まで読んだ井上荒野さんの本の中で1番面白かった。
    こういうチャーミングなおばあちゃんが主人公の作品はとっても好み。
    「老後」って何だろうな、って考えた。
    老いた後。
    身体が?心が?いつから?
    静子さんみたいな可愛いおばあちゃんになって、昔の色んなことを思い出したり、思い直したり、自分に正直になったり、こんなふうに彩り鮮やかな日々を過ごせたら「老後」と呼ばれる人生も悪くない気がする。

  • あなどれないおばあちゃん、思慮深くとっても素敵な女性。
    様々なものの見方を教えてくれたり、ハッとさせられることが多かった。
    人生を振り返ると、そこには気づかなかったしこりが残っていて、しだいに変化していたり、享受していったり。
    それはとても切なくて、また愛おしいものでもある。
    “どこにだって行ける”この言葉に、心が反応した。
    自分は、静子さんより随分若いけど、もう晩年のような気分になっている。
    まだ知らぬ道を自分も行ってみたい。そんな気持ちが湧いてきた。

  • 宇陀川家
    十三:死亡
    静子 75歳
    息子:愛一郎 48歳
    嫁:薫子
    孫:るか 16歳

    同居。

    かっこ( )や ダッシュ― ―で補足の説明をする書き方が好きではないので、評価★★★。
    内容は面白かった。
    「一寸」がやたらと使われるのが目についた。

  • 荒野さんはこういう感じの本も書くんだな。
    こういう話は好きだなー。

  • 荒野さんのこの手の日常小説が大好き。
    静子をはじめ、みんな愛すべき人物に見える。浮気願望のある(願望というか未遂だけど~)愛一朗さえ愉快な人物に見えてくる。

    穏やかな気持ちと静かな行動力の静子がとても魅力的。

    静子みたいにでしゃばらず見た目に愛らしい老人になれたら良いけど歳を取るとその人の一番悪いところが強くでるそうなので私には無理みたい(笑)。こんな人物が身近にいて欲しい。

  • なんでもない日常なんだけど、それはきっとかけがえのないもの。そんなことをただ特別な感じがなく描かれている。

  • 初めての作家さん
    山田の初登場シーンで『配達員を装った詐欺かな』と思ってしまった私…

    最近歳をとるほどモラルのない人多い気がするので静子さんに癒されました

    こんな歳のとりかたをしたいものだ

  • 全体的に好きな空気感。
    静子が、アクティブで見習いたくなる。
    るかも、好き。

  • 75歳の静子は、一人息子の家族と同居する未亡人。
    フィットネスクラブで泳いだり、昔好きだった人に会いに行ったり、自由気ままに過ごす。

    先立った夫は家庭を顧みない人で、仕事人間だったし、恋人人間でもあった。浮気相手から電話で罵倒されたこともある。でも一度決めたことはやり通すという芯の強い人生を送ってきた。

    静子がとても可愛らしい。
    可愛らしいおばあちゃんだから、いろんな人から相談を持ち込まれたりするけれど、するりと受け流す。

    将来こんなおばあちゃんになりたいと思いつつ、ほのぼのと読んだ。

  • 息子に対しても、お嫁さんに対しても、
    孫に対しても、
    こんなおばあさんになりたい!!!
    そしていつまでもときめきを忘れない。ね。

  • 2015/08/02 読了。
    素敵なばあさん。干渉しない、依存しない、自分をしっかり持っている。見習うところがいっぱい。リレー小説好きですね。

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静子の日常の作品紹介

何かが過剰で、何かが足りないこの世の中今日も出くわす"ばかげた"事象を宇陀川静子・七十五歳は見過ごさない-チャーミングで痛快!直木賞作家の最新長篇小説。

静子の日常のKindle版

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