うつけの采配

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 109
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (444ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120043291

感想・レビュー・書評

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  • 心に沁みるものがあるなか読了!家を興す初代・あるいは中興の祖の話は数あるなか、本家の存続にこそ知恵を傾けた「うつけの采配」・・・・・今の時代背景だから心に沁みるものがあるのかなあ..............。

  • 我が意と異なり名家吉川家を継ぎ、織豊時代から徳川時代へ移り変わる激動の時代の舵取りを果たした、吉川広家の物語が痛快に描かれており、一気に最後まで読んでしまいました。
    最近読んだ歴史小説の中で、間違い無くトップレベルの面白さでした。

著者プロフィール

中路啓太
1968年東京都生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程を単位取得の上、退学。2006年、「火ノ児の剣」で第1回小説現代長編新人賞奨励賞を受賞、作家デビュー。2作目『裏切り涼山』で高い評価を受ける。綿密な取材と独自の解釈、そして骨太な作風から、正統派歴史時代小説の新しい担い手として注目を集めている。他の著書に『うつけの采配』『己惚れの記』『恥も外聞もなく売名す』など。

「2022年 『南洋のエレアル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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