空より高く

著者 :
  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120044236

感想・レビュー・書評

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  • 廃校になる高校の最後の生徒達の『レッツビギン』
    ピエロさんに教わり、ジャグリングやディアボロをしながら、何を始めるのかを考える。ゆる〜い青春モノ。重松清で泣くぞ〜、と思って読むと肩すかしをくう。

  • 先の見えてきたニュータウン。
    そこにある高校も廃校が決まり、後輩のいない最後の学生たちの物語。
    あきらめから、前向きに終わりを迎えるようになる高校生。
    親の事件、自分の事件、突然の告白、いろんなことを乗り越えていくそれぞれの青春。

    相変わらず、重松清は期待を裏切らず、面白かった。

    だけど、困ったことが一つだけ。
    手に汗握るわけではないけれど、この本を読むと、手が青くなってしまうのだ。

  • 心温まるな〜
    ムクちゃんかわいいな
    ninakpendaも懐かしい

  • 大道芸の話だったような

  • とても良い物語だった。長年生きてきて、心についた汚れを洗って涙で流してくれた感じがする。改めて自分は今、あの頃描いた未来に生きてるんだと思った。職場で読んでたら、何回も涙と鼻水が出てくるから必死でバレないようにして大変だった。笑

  • 久しぶりの重松作品
    廃校になる都会の高校の最終卒業生
    普通に平々凡々な彼が その高校の一期生の教師は
    赴任して来ることで 色々な事象が動き出した。
    恋に受験に 変わっていく様が重松作品らしい

  • 何かを諦めかけた人へ、そっと背中を押してくれる本。
    他人にとって「で?」って事でも、自分にとって大切だと感じたことなら全力でやりきること、それを大事にすること。
    そんなことを教わった気がする。

  • 最近心が沈みがちだったので、前向きな作品を。
    いくつになってもこの作品の登場人物のようには生きられないだろうけど、そんなクサさの中にも刺さる言葉があるから油断できない。年をとるにつれて、刺さり方が鋭くなってきた気がするな…

  • 空よりも高く高く、どこまでも飛べる気がしていた高校時代。
    そんなことは、幻想だと思い知った大人になってから読むと少し羨ましくなる。
    でも、大人になっても高く高く飛ぼうとしている人もいる。
    自分も含めて空を飛ぶ勇気を無くしてしまった大人たちに読んでもらいたい。

  • 郊外のニュータウンにある廃校が決まった高校の青春群像.他の重松作品に比べ少し陳腐かな.

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著者プロフィール

重松清
1963年岡山県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。91年『ビフォア・ラン』でデビュー。99年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、『エイジ』で山本周五郎賞、2001年『ビタミンF』で直木三十五賞、10年『十字架』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『流星ワゴン』『疾走』『その日のまえに』『カシオペアの丘で』『とんび』『ステップ』『きみ去りしのち』『峠うどん物語』など多数。

「2023年 『カモナマイハウス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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