恋しくて - TEN SELECTED LOVE STORIES

制作 : 村上 春樹 
  • 中央公論新社
3.46
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本棚登録 : 1622
感想 : 170
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  • Amazon.co.jp ・本 (372ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120045356

作品紹介・あらすじ

村上春樹が選んで訳した世界のラブ・ストーリー+書き下ろし短編小説。

感想・レビュー・書評

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  • 本を読むのには、タイミングがとても大事だ。あなたがもし恋をしているのなら、この本を読むタイミングかもしれない。以前読んだ時は最初の作品「愛し合う二人に代わって」しか読めなかった。とても印象に残っていて、今回からアンソロジー全てを読破出来て嬉しい。

  • 2023.06.21読了

  • ちょっと難しかった

  • 恋するザムザ・・・素晴らしい!
    ラブストーリーには、
    おかしみや温かさが欲しいと思うようになったのは、
    恋の時代が遠ざかったせいなのかな。。。
    ロックよりセレナーデが心地よくなったのは、
    悲恋がもつエネルギーに
    付いていけなくなったからかな。。。

  • 【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • 17.18歳という時代は胸にすいこむ空気が日々新鮮に感じられるものだがあまりに新鮮すぎて、ときどきたまらなく息苦しくなる事がある。

  • 一言で言うと、村上春樹らしい。
    どことなくほの暗く、不気味な印象すらある。
    ラブストーリーだったことを途中で忘れてしまうような作品が多い。
    どっぷり恋愛小説の世界に浸りたいという人には不向き。
    読み終わったあと、恋とは?愛とは?と哲学的に思いを馳せたくなる。

  • 恋するザムザ

  • さすがとしか言えない。恋するザムザ、素晴らしかった。

  • 村上さんによって選ばれた短編たちと村上さん自身の短編。

    色んな恋愛のかたちがあるなあ、としみじみ思う。
    何年も想い続けて実る恋もあれば、後をついていく片思いもあった。終わりかけた不倫カップル、空中に浮かぶ飛行艇の作業員同士の同性カップルもいた。

    別れた男を追いかけてオーストラリアまで行き、別人になりすまして別れた男と文通する女の話がいちばん気持ちわるくて、とてもよかった。『ジャック・ランダ・ホテル』という短編。村上さんの解説にもある通り、登場人物全員が”どことなくまともじゃない”感じだった。
    時に恋愛感情は人を狂わせる。一人くらい狂っている分には問題ないけど、狂人が何人もいた場合、状況は混沌となり、気持ち悪くて最高になってしまう。

    (欧米の人たちは自分の子どもの恋愛に軽く口出したりするけど、そういうのは読んでるだけでも恥ずかしく感じてしまう。こういう時、自分が日本で育った人間だと実感するなあ)

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