- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784120045868
感想・レビュー・書評
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下巻にて。
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2016年9月
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八王子夫妻殺害事件の容疑者は、なぜ尾木夫妻を殺害し、犯行現場に6時間も全裸で留まっていたのか。
そして現場に残された「怒」という文字が何を意味しているのか。
謎を残したまま一年が過ぎ…
千葉、東京、沖縄。それぞれの場所で、自分の過去を語りたがらない人物との出会い。関係が深まるにつれ、相手をもっと知りたくなる。
その人を受け入れるのに過去は必要なものだろうか?
登場人物の台詞が、全体的に作者に言わされている感あり。
でも、泉が田中さんにコーヒーをごちそうしてもらい、母の愚痴を聞いてもらう場面はとても自然で好きです。 -
ばらばらな何かが下巻で結びつくのだろう。
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2014.12
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殺人事件から1年後、正体不明の3人の男のそれぞれのエピソードが並行して進みます。単なる犯人当てミステリーと思って油断していると、純文学的冗長さにあてられます。上巻だけで疲れました。