歌舞伎町ダムド

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 815
感想 : 110
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  • Amazon.co.jp ・本 (374ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120046551

感想・レビュー・書評

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  • 2016.8.6読了

  • 冒頭はなかなかのグロくて恐怖心をあおる表現で素晴らしかったけど、失速してった

    シリーズで読まないと面白さ半減かな。でも図書館にはなさそう~~

  • 相変わらずの劇画調。

    色々と伏線を盛り込み、迎えた終章は一応の結びは迎えるものの、スピード感というよりも至極『雑』に思えた。

    うーん、確かに面白さでは池井戸潤ばりの安心感はあるんだけど、今回は連載頁数の関係からか無理矢理に幕を引いた様子が否めない!

    ただ『硝子の太陽』の前日譚として読み始めたシリーズなので本番はこっから!
    しかも今回とは違い『書き下ろし』とのこと。
    否が応でも期待は高まる。

    まずは黒、noirから!

  • 歌舞伎町セブンの話。
    そういや、歌舞伎町にはここ十数年、近づいてもいない。こないだ、マルイメンに立ち寄って、あのあたりが二丁目界隈だから、最接近したのがそこまでだ。
    普通に歌舞伎町界隈で飲んだりしていたのって、思い起こせば20世紀の記憶だったんだと気づく。大学の頃は、群れていたせいもあるけど、我が物顔で大騒ぎしていたのに。大学合格発表を掲示板で見て、これからの新生活に思いを馳せながら、『コットンクラブ』を観たのがミラノ座。慣れない立ち仕事の帰りにションベン横丁で定食をかっくらって西武新宿から座って帰った夜。飲んで帰って、寝過ごした夜。年末にキャバクラで散在して、素寒貧になって帰った朝。すべてが20世紀に起きた新宿での出来事。

  • 図書館から借りて、帰りの電車で座れたので、本を開く。3ページ目で人前で開けないとわかり、本を閉じた。それぞれの関係がはっきりしていく内容だった。

  • 面白いんだけど、敵が弱すぎる気がする。もうちょいハラハラさせて欲しいかな。

  • よし、これでノアール読む準備ができた。

    ミサキ、伊崎がどうやって刑務所からでたのか、とか、ミサキとジロウの出会いがわかったり、とか、新世界の姿が見えてきたり、とか、なかなか先の木になる終わりでした。

    ダムドはグロかったけど、ミサキのいうとうりジウみたいな強さとピュアさがなかったね。

    2016.6.30

  • 面白かったです。グロ描写、誉田氏作品のおかげですっかり慣れました。ダムドは本当に嫌だけど、ラストの対決でスッキリしました。ミサキファンなので、セブンに入るまでのいきさつがわかってよかったです。いよいよジウシリーズ読まなあかんなあ。

  • 歌舞伎町セブンの続編でもあり、ジウの続編でもある感じ。
    セブンのメンバーは、単なる殺し屋集団とは違う。たがダムトは殺人を犯すことに快感を得ている。わずかなお金で請け負っている。そんなダムトとセブンの対決は見物。ラスト、この先が気になる終わり方だった。

  • グロい描写が本当に嫌。じゃあ読むなって話なんだけど。
    先が気になってあっという間に読んでしまった。

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著者プロフィール

誉田哲也
1969年東京都生まれ。2002年『妖の華』で第2回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞受賞、03年『アクセス』で第4回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞。主なシリーズとして、『ジウⅠ・Ⅱ・Ⅲ』に始まり『国境事変』『ハング』『歌舞伎町セブン』『歌舞伎町ダムド』『ノワール 硝子の太陽』と続く〈ジウ〉サーガ、『ストロベリーナイト』から『ルージュ 硝子の太陽』まで続く〈姫川玲子〉シリーズ、『武士道シックスティーン』などの〈武士道〉シリーズ、『ドルチェ』など〈魚住久江〉シリーズ等があり、映像化作品も多い。

「2023年 『ジウX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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