- Amazon.co.jp ・本 (372ページ)
- / ISBN・EAN: 9784120046858
感想・レビュー・書評
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北条早雲シリーズ2作目。
陰謀に巻き込まれながらも、自分の信念を貫く早雲の姿に尊敬の念を抱かずにいられない。
早雲と農民たちとの距離が縮まっていく様子もよく伝わってきて、胸が熱くなる。
次は「相模侵攻編」、刊行が楽しみ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
泣けるシーンが何カ所かあります。
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相変わらず面白かった。続き早く読みたい!
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立派な人だったんだね
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第二弾。
物語の楽しさを満喫できる、時代エンタメ小説
駿河への下向の後、ついに伊豆へ・・・。将軍擁立などの陰謀に巻き込まれつつ、民を守るために奔走する新九郎。
今後の展開が楽しみです。 -
20150126
民を思う新九郎。その思いに対する農民。最後は感動で涙しました。 -
テンポ良く進む物語に、ページ捲る手が止まらず。
新九郎がどう生きるか覚悟を決め、自分にできることを…と奮闘。(年表なんかで書かれたらあっさりしてて受ける印象も変わるんだろうな、新九郎以外の人が綴ってもまた違う印象になるんだろうな。)
その中で、生きてきてやってきて良かったと思えることがあちこちであり、物語ってなんておもしろいんだ!と思える。
しかし、人って現実こんな風にいろんなことに気づいて生きているものなのか、私は?とふと思ってしまったりも…。振り返らず、流されてるかもな。
新九郎は事あるごとに座禅組み、よく考えている。やっぱり大事なことなのかもね。
歴史を知らない私は、P250の12行目の展開に思わず身を乗り出しただけでなく「え!?」と声を出してしまった。全編通していろいろ起こってるんだけど、ここになぜこんなにビックリしたんだろう。 -
最近の研究成果を踏まえた新しい悪人、伊勢宗瑞をつくりあげている。この巻から本格的に駿河にいき、甥の今川氏親を後見しつつ、興国寺城主としての活動を始める。二人の子を残し妻に先立たれながら、伊豆の堀越公方と京都の大きな陰謀に巻き込まれる。足利茶々丸暗殺は京都の情勢とリンクしたものというのは今では当たり前とされている。ついに伊豆を手にした伊勢宗瑞は今川から半独立し、関東の動乱に飛び込むことになる。葛山氏との婚姻や百姓たちに当たり前に生きる政治をするなど、自分の理想とする国を作るために悪人になる。