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  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120047992

感想・レビュー・書評

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  • この種の邂逅、インターネットでは望むべくもない。さらにいいのは、古書店巡りはけっこう足をつかうから、適度な運動ができるからだ 死を考えると、かえって生が充実してくるのだ 誰がどれほど変化していようと、黙って受け止め合う包容力こそ、旧友との再開で求められることなのでしょう 楽しみは、後ろに柱 前に酒、左右に美人、ふところに金

  • 角田光代や逢坂剛など13人の作家がマナーについて書いている。見開き1ページで○○のマナーとして思ったことを書いている。面白いものも知らなかったこともあった。
    ただ、分厚い本で長かったなー、、、

  • 読売新聞に掲載されたエッセイ。
    さだまさしさんのはどれもよかったが、特に山本直純さんのことを書いた「桜人のマナー」は心に残った。

  • 複数の書き手によるマナー論。
    マナーと言っても多岐にわたり、ほとんど自由なテーマ。

  • 1Pずつで読みやすい うなずけたりふーんなところもあり

  • 「マナー」を題材にしたエッセイ集。福岡伸一、高野秀行両氏の文章は面白い。昨今、跋扈するマナービジネスを糾弾する本と思っていたのだが違った。

  • 味噌汁のマナー、おごられるマナー、ロック歌手のマナー…。意外と知らない「たしなみ」を13人の作家、歌手らとともに考える新たなマナー考。『読売新聞』火曜夕刊掲載を単行本化。

    理屈,へりくつ,人それぞれのマナー。

  • +++
    旨い味噌汁の作り方から古びたお守りの始末まで、意外と知らない「たしなみ」を13人の作家、歌手らとともに考える新たなマナー考
    +++

    さまざまなマナー論が展開されていて興味深い。たとえば、「休暇明けのマナー」とか、「絆ぐるぐるのマナー」とか、「八つ当たりのマナー」とか、ちょっとタイトルを上げただけでも読みたくなる。それが、見開きでひとつのマナーになっているので、なおさらサクサク読める。どこで止めてもどこから読み始めても愉しめるのも嬉しい。マニアックなマナーもあったり、専門的なマナーもあったり、肯かされるマナーもあったりで、愉しい一冊だった。

  • 人気の新刊。
    ご覧の通り、数多くの筆者が揃う豪華版。
    見開き2ページが1話という、読みやすいエッセイ。

    とはいっても、好き好きと申しましょうか、
    はじめは、同じテンションで読み始めましたが
    次第に、マイフェイバリットという作家さんが出来始め
    3分の1ほどからは、好きな作家は、丹念に
    それ以外は、パパッと。。。。

    福岡伸一、竹内久美子、藤原正彦、高野秀行、鎌田實、さだまさし
    この6人が丹念派。
    福岡伸一さんの『子供っぽさのマナー』で、
    西側社会にはなかなか伝わらなかった
    ロシアの科学研究について調査をしにいった福岡氏。
    そこで、「狐の家畜化」という研究に出会った。
    野生の狐は人間を見ると威嚇を仕掛けてくるが、
    まれに人間を恐れず近寄ってくるものがいる。
    そういう狐を選抜し交配を続けると、、、、
    わずか50年ほどで、生まれつきすっかり人間に懐く
    狐が得られた。人を見ると尻尾をふり、
    撫でるとごろりと横になり、甘噛みをし
    抱き上げると鼻を押し付けてくる。
    飼い犬以上かそれ以上。
    興味深いのはそんな狐に共通するのは

    『外見的特徴、尾が巻く、耳が垂れる、毛皮に白い斑点が現れる』
    これは一言で言うと『こどもっぽさ』
    ネオテニーという生物学的用語がある。
    外見的名形態や行動パターンに幼体の
    特徴を残したまま動物が成熟することを指す。
    。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

  • 人それぞれマナーの捉え方が違う。年齢、性別、持ち場立場で違うんだと改めて気付く

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著者プロフィール

小説家

「2023年 『ベスト・エッセイ2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

綿矢りさの作品

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