谷崎万華鏡 - 谷崎潤一郎マンガアンソロジー

著者 : 榎本俊二 今日マチ子 久世番子 近藤聡乃 しりあがり寿 高野文子 中村明日美子 西村ツチカ 古屋兎丸 山口晃 山田参助

• 中央公論新社 (2016年11月8日発売)

感想・レビュー・書評

[ちゃいとんさんの感想 · 2017年5月25日]

山口晃 女の子の可愛さがにじみ出ていてほのぼのとした。

近藤聡乃 幻想的で素晴らしい雰囲気

[パラボスさんの感想 · 2017年4月9日]

久々にコミック登録。

『細雪』も、『春琴抄』も国語の教科書程度しか知らない、文学音痴の自分。ただし、マゾヒスティックだったり、フェティッシュだったりする(集英社刊行)短編は好きなのよ。

今作では、古屋兎丸『少年』が群を抜いて傑作。

コレは当り❗

[消費組さんの感想 · 2017年2月11日]

献本キャンペーンでいただきました。
WEB企画の頃から気になっていたのですが、
全部を通しで読んだのは初めてで。
谷崎好きと言いつつ、小説を文字で全作品を読んだわけではないのですが、
こうして漫画で表現してもらうと、それをきっかけに興味を持って、
また文字で詳細を読んだり妄想をふくらませたりしたくなるもので。
漫画自体の面白さも素晴らしさももちろんありますが、漫画の機能というか特長として
情報を吸収するためにかかる時間が短く済むのも、大事なことだなと思います。

[ズゴッ子さんの感想 · 2016年11月21日]

豪華でお得。
意外性はなく、順当な組合わせ。

[中央公論新社さんの感想 · 2016年11月16日]

稀代の漫画家、絵師11名が文豪・谷崎の小説、随筆、人生にオマージュを捧げる豪華絢爛な一冊。『痴人の愛』から『瘋癲老人日記』まで、奇跡の競演作品をご堪能あれ。

[マエダさんの感想 · 2016年11月10日]

好きな漫画家さんがたくさん参加。
谷崎は堂々と読めていいなあ。
青少年は手に取るべしだ！

著者プロフィール

一九六八年神奈川県生まれ。九〇年に『GOLDEN LUCKY』でデビュー。不条理と哲学的問いが横溢する独特のギャグ世界を構築。著書に『えの素』『ムーたち』『ジロバッグ』、コミックエッセイ『榎本俊二のカリスマ育児』『思ってたよりフツーですね』などがある。

「2021年 『谷崎マンガ 変態アンソロジー』 で使われていた紹介文から引用しています。」