孤絶 -家族内事件 (単行本)

  • 中央公論新社
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120052231

作品紹介・あらすじ

「なぜ、助けを求められなかったのか?」介護殺人、ひきこもり、児童虐待、孤立死……問題を内に抱え込んでしまった家族に起きた悲劇。いつ誰の身に起きるとも限らない事件の背景に迫る。



目次

第1部 介護の果て

第2部 親の苦悩

第3部 幼い犠牲

第4部 気づかれぬ死

第5部 海外の現場から

感想・レビュー・書評

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  • 重たい内容だったけど、他人事だとは思えず生々しく迫ってくるものを感じました。

    家庭内の問題って表面化しづらい上に相談もしづらい気がする。

    当事者の苦しみの声に胸が痛む。

    本当に困った時には行政の支援窓口に相談したり、周りに助けを求めることの重要性を感じた。

  • 終始暗い気持ちになる内容でしたが、他人事ではないし、皆がこういう問題について考えていかないとなかなか変わらない事なんだろうと思う。文章はちょっと説明が分かりにくいところもあったけど、こういうテーマの本を出してくれるのは良いことだと思う。


  • 他人事とは思えない。誰もが経験するかもしれない。

  • 社会の中でどのように振る舞うのが適切なのか、時々わからなくなる。地域の結びつきが希薄化しているというけれども、それを望んだのはいったい誰なのかしらね。
    どの話も他人事ではない。

    この子らを世の光に、というフレーズを初めて聞いたのだけれど、良いことばだと思う。

  • 安楽死が選べる世の中を強く願う

  • 配偶者認知症 介護疲れ 介護者がひとりで悩みを抱える

    被介護者からの暴言で限界に達する 

    介護費用を賄えない

    子に迷惑をかけたくない

    こども精神障害に絶望

    ひきこもり外来 ながおかこころのクリニック 中垣内正和

    祖母が孫を虐待

  • 介護殺人、虐待死など、孤立した家族が周囲に相談できず問題を抱え込んだ末に起きた悲劇。誰もが直面するかもしれない事件を総力取材

  • 2020年11月8日読了

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