理科系の作文技術 (中公新書 624)

著者 :
  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121006240

感想・レビュー・書評

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  • 文章を書くときの注意点がコンパクトにまとまっていて分かりやすい。

  • 知りたいことがしっかりと1冊にまとまっている。
    例も多く、わかりやすい。仕事にもとても役立ちそうな内容。

  • 言いたいことはすごく理解できる。でも、実践するにはかなりの訓練が必要。
    学生の時に出会えたらよかった本

  • 本の内容だけでなく,本の書き言葉それ自体が理系の作文作法を語っていて他に類をみない.

    アメリカの大学では,1年生のときに文理を問わず(そもそも理系や文系といったくだらない区分はなくて,ダブル,トリプルメジャーが当たり前のようにある世界)英語の授業があって,plain english を書くための style を学びますが,本書はその日本語版の plain japanese を書くためのスタイルを解説している.

  • 02.03.18

  • まあまあ

  • 仕事の報告書やレポートなどで役立つ手法を学ぶことができた。特に事実と意見の区分け、読み手を考えることは非常に重要だと実感させられた。

    ・必要なこと以外書かない。
    ・最初に巨視、後に微細
    ・読み手を考える
    ・事実と、意見を分ける。
    ・曖昧な表現は避け、言い切る。

  • 文系の私には例文の意味が全く分からなくて苦戦したが、趣旨はつかめた。
    特に日本語は言語性質的に話があちこちに飛びやすく、英語はその逆に順だった話・文章になりやすく、またそれが絶対となっているという点を指摘していたのが面白かった。
    その前提を持って他の本を読んだら、その指摘が実際にみえて面白いかもしれない。

  • やや古いところはあるものの、とてもよかった。自分の周りにいる人たち全員この本の内容の1割でいいから知っててくれないかな…と思った。もちろん自分でも気を付けなければいけないところはとても多かったし、最近文章を書く機会も増えてきたので定期的に読み直そうと思う。

  • 前半では、論理の通った文章を記述するための構造について解説している。意味内容のまとまり、日本語の修飾関係、事実と意見、を主軸として説明が進む。それを持ってして、論旨が事実から意見へ至る道筋を記述する順序を示している。後半は、その具体的な修辞法と技術がまとめられている。

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著者プロフィール

一九一七年(大正六)、東京に生まれる。四一年、東京大学理学部物理学科卒業。名古屋大学助教授、学習院大学教授をへて、八一年から同学長。学習院大学名誉教授。専攻、物理学。応用物理学会会長、国際光学委員会副会長、言語技術研究会座長などを歴任。著書に『物理の散歩道』(ロゲルギスト名による共著、岩波書店)、『新物理の散歩道』(同共著、中央公論社)、『理科系の作文技術』(中公新書)、『物質の世界』(培風館)、『物理・山・ことば』(新樹社)、『レポートの組み立て方』(ちくま文庫)などがある。

「2018年 『まんがでわかる 理科系の作文技術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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