東北-つくられた異境 (中公新書 1584)

著者 :
  • 中央公論新社
3.17
  • (2)
  • (6)
  • (18)
  • (3)
  • (1)
本棚登録 : 142
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121015846

作品紹介・あらすじ

東北の歴史が脚光を浴びている。縄文時代のイメージを塗り替える考古学上の成果はもとより、中世史から近現代史まで、新しいアプローチが始まっている。しかし、「遅れた東北」という見方はいまなお根強い。国民国家たらんとした近代日本は東北を辺境と位置づけ、後進性を強調しつづけた。東北はどう見られ、どう語られてきたのか。東北をめぐる膨大な言説を読み解き、「北」の視点から「多様な日本」を照らし出す新しい地域論。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • タイトルほど刺激的ではなかったな。
    切り口はいいと思うのだけど。

    明治期の新聞や雑誌の分析を主に、彼らが自分たちをどのように語ってきたのかを解き明かしていく。
    実証的なのはいいことだけど、同じような文章が繰り返し出てくるので、途中からだれる。
    もっと構成をシンプルにして、代表的な論評だけを載せ、その分だけ広い範囲を取り扱ったほうがいいんじゃないかな

  • 民俗学分野は私のライフワークに組み込むべきだ…
    時間が…

  • 幕末から近代かな。東北の自己認識と他者認識の歴史みたいな。
    教訓。「興味がないテーマはがんばって読んでもつらいだけ」

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

1953年生まれ。広島大学名誉教授

「2021年 『東北史論 過去は未来に還元する』 で使われていた紹介文から引用しています。」

河西英通の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
村上 春樹
中沢 新一
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×