レポートの作り方: 情報収集からプレゼンテーションまで (中公新書 1718)
- 中央公論新社 (2003年10月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121017185
作品紹介・あらすじ
レポートや論文を作るためには、ただ文章を書くだけではなく、テーマの探し方から、情報の収集と資料の整理、アンケート調査とインタビュー調査の方法、集めたデータの分析、実際の執筆手順、そしてプレゼンテーションの技法まで、こういったさまざまな作業を総合した成果がレポートにほかならない。レポートを完成させるために最低限必要なテクニックを、手順を追ってやさしく解説。
感想・レビュー・書評
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* 購入日20160610
* 読了日20161220
* 書き出しで、「本書はレポートの「作り方」がテーマであって、「書き方」を解説したものではない」(i)とある。
* 「第2章 情報源と情報収集」では、専門書、一般書、新聞(一般紙と業界紙)、雑誌(一般誌・業界誌)など官公庁資料などの特徴について書いてある。
* > いかなる情報であっても、90パーセントはすでに公開されており、9パーセントは探せば見つかるところにあり、0.9パーセントは非公開だがツテをたどれば入手可能であり、完全に未知または入手不能なのは0.1パーセントにすぎない――このような経験則がある、と聞いたことがある(p.36)
* > 図書館の利用は図書館を探すところからはじまる。資料によっては特定の図書館にしかないものがあるからだ(p.69) -
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pasokonwo zenteitosita yarikataga notteiru
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・導入
・現状分析
・問題提起
・解析の概略
・詳細な情報
・終わりに
1.資料の収集
2.収集した資料の加工
3.無意識の創造過程
4.アイディアの誕生
5.アイディアの具体化
NGOによる情報はアメリカが充実している。アメリカの政府関係文書のうち、情報公開法に基づいて公開された機密解除文書は、歴史的にも社会的にも貴重な資料であり、そのような資料に地道に収集するNGOが多い。
推敲は何度も行えばよい、というものではない。読み返すたびに修正したい箇所が出てくるだろうが、納得のいくまで推敲していたら、いつまでたっても仕上がらない。 -
配置場所:摂枚新書
請求記号:816.5||E
資料ID:95030346 -
レポートや論文作成は、ただ文章を書くだけではいけません。
テーマの探し方、資料の集め方から執筆の手順まで。
レポートを完成させるために必要な技術をやさしく説明致します。
(特集:「レポートの書き方」)
↓利用状況はこちらから↓
https://mlib3.nit.ac.jp/webopac/BB00017569 -
古本屋で偶然目に入った本。
「書き方」ではなく「作り方」を解説している。
ボブは経験上、<書く前の段階>が重要だと体感しているが、<書くこと>に意識の重心が置かれているのは確か。
「構想」「構造」「アイデアの整理」「情報収集」「調査」…書くために必要なツールが敷き詰められている。
ボブ的にはかなり参考になった。
何を隠そうψ(`∇´)ψ 春から専門学校で小論文の講師に…
<国語>が苦手だった元理系人間が教えていいのだろうか???(@_@;)
大学院時代に論文を書けないレッテルを貼られた人間が教えられるのだろうか???(-。-;)
日本語の書き方関係の書籍を読みまくらねば…
(<・>_<・>)
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この本は、単なるレポートの文章の書き方の本ではなく、調査研究に取りかかる前のアイディアの整理法から資料の探し方やアンケート調査方法について、またレポートについては図表の作成方法からレイアウトや文章の書き方、さらにはプレゼンテーションの方法まで、一通り網羅してあります。まるで教科情報や総合的な学習の時間でレポートを書かせるのに参考になる本だと思いました。
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20050729読了。
どう書くかの形式的な面、気をつけるべきことについて詳述。まあ、マニュアルです。