3.11以後 (中公選書 1)

著者 :
制作 : 竹内 薫 
  • 中央公論新社
3.47
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本棚登録 : 51
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (201ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121100016

感想・レビュー・書評

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  • 科学者同士の対話ということで期待して読んでみたけど、私が知りたかったことは書いてなかった。
    とても上から言ってる印象を受けて、いまひとつだったかな。
    そういうことはあるよな〜って思えることもあったけども。

  • ⒊11本のような題名だが、だいぶ違う読了感。
    主張としては以前から言われていた事、日本人は感情で動く事が多い、その考え方を変える訓練をしないとより大きな危険が潜んでいる。

    確かに今回の地震後に非常に私が怖いとおもったのはその点だ。メディアが煽る視聴率が欲しいからか?怖いと喚くと伝染する。自分で考える事をやめて、他を非難する。
    父権主義的にお上に全て任せ、護ってくれない、隠してるにちがいない、だからといって変わりに自分がやるにはならない。ああ、それって私だ。

    100%の安全はない、それを理解した上でリスクマネージメントをしながら、さまざまな計画をたてる必要がある。

  • エリート対談。
    震災について、原発について、真摯に語り合う。そして科学ジャーナリズムについても言及する。インターネットの課題についても、話は分かった。
    しかし、哲学的に思考することが困難な時代に突入している論がとりわけ共感できた。
    私たちは今という未来しか生きられないのだから、もっとみんなで考えなくてはならないのだろう。

著者プロフィール

脳科学者。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。慶応義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科特別招聘教授。「クオリア」をキーワードに、脳と心の関係を探究しつづけている。1962年、東京生まれ。東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。理学博士。
著書『脳と仮想』(新潮社、第4回小林秀雄賞受賞)『今、ここからすべての場所へ』(筑摩書房、第12回桑原武夫学芸賞受賞)『脳とクオリア』(日経サイエンス社)『脳内現象』(NHK出版)『感動する脳』(PHP研究所)『ひらめき脳』(新潮社)ほか多数。

「2013年 『おぎ・もぎ対談 「個」育て論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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