婚活貧乏 結婚してはいけない人を避ける方法 (中公新書ラクレ 350)

著者 :
  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121503503

感想・レビュー・書評

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  • 婚活時に悪い相手を選んでしまわないようにしようという本。

    研究対象としても生活でも役立った。

    ちょっと極端な例が多かったように感じるが。

  • うちはここまで酷くない、と安心するために読んだようなもの。

  • 婚活、というか男女の交際に関するトラブルの相談事例集。婚活合コンとかお見合いサイトとかいう言葉も出てくるが、それは単なる話のツマで、要は安直に結婚しようとすると痛い目に合うことがありますよ、というだけだ(まあ最後の婚活について警鐘を鳴らしている部分が、著者の最も言いたいことなのかもしれないが、分量的にはわずかであり、主題とは言い難い)。

    婚活「貧乏」ということで、お金をたくさん失ってしまったという話が出てくるが、それはやっちゃんみたいに婚活に数100万使ってしまったからではなく、ただ単に変な相手に使ってしまったからであり、タイトルどおりの「婚活貧乏」の話は一切出てこない。婚活貧乏というのはただ単に売るために無理やりつけたネーミングなのだろう。

    タイトルはミスリードだが、内容自体はいたってまじめである。金、浮気、暴力及び人間性に関する男女のトラブルの事例を男女1例ずつあげていき、婚活、というか結婚を目指す上で注意すべき事項をひたすら指摘するということの繰り返し。文章はうまいので非常に読んでいて楽しめるが、しかしこれと言って珍しい事例はないので、ことさら新たに勉強になる事実はない。

    最後に気になった点をひとつ。最後の第3章で、婚活ブームに踊らされてあわてて結婚しようとするのではなく、学生時代から恋愛を続け、その延長で結婚をしようみたいな話になっているが、これは要するに学生時代を含めて恋愛を一切したことのない俺は終了ーということで間違いないか。何かそんな恋愛至上主義に走ったら、未婚率と出生率が今以上に跳ね上がりそうな気がするが。50代以上の人間に搾取されたくないという気持ちは分からなくはないが、搾取されたくないから子供産まないし、結婚しないという考え方もおかしいだろう。

    婚活ブームに警鐘を鳴らすのはもっともだと思うが、それであれば逆に結婚そのものの意味についてももっと深く分析して提示すべきだろう。

  • かなり極端な事例を集めていますが、昨今のネット見合いなどの流行は、こういう事例が決して他人事ではなく、かなり身近な問題だということを教えてくれます。でも、やっぱり結婚はしたいわよね。

  • 猫も杓子も「婚活」という、婚活ブームな最近の日本において、
    「ブームや勢いに流されることなく相手を選んでほしい」という観点から書かれた1冊。

    結婚相手以前の、とんでもない性格をしている人の具体例を紹介し、その兆候を見逃さず、相手として選ばないようしようね、という本。

    紹介される事例は極端な気もするけど、実際に男女問題の相談をたくさん受けている人が書いているんだから、本当だろうし、最悪のラインを知っておくのは非常に勉強になるかと。

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著者プロフィール

行政書士、ファイナンシャルプランナー、男女問題研究家 1980年生まれ。国学院大学法学部卒。金融機関に入行後(融資担当時代は住宅ローンのトップセールス)、離婚・不倫など「男女トラブル」を専門に扱う行政書士事務所を開業。これまでの有料相談件数は1万件近くに達する。特に妻の多重債務、不倫、ヒステリー、育児・家事放棄などに悩む「男性の離婚相談」を得意とし、理不尽な状況から解決へと導いてきた実績を持つ。テレビ、ラジオ、新聞、雑誌などメディア出演歴多数。芸能人の男女トラブルなどに言及するコメンテーターとしても活躍。著書に『結婚貧乏~結婚してはいけない人を避ける方法』(中央公論新社)、『離婚のことばハンドブック~今すぐ解決したい人のキーワード152』(小学館)など

「2017年 『男の離婚ケイカク クソ嫁からは逃げたもん勝ち なる早で!!!!!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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