読売新聞朝刊一面コラム - 編集手帳 - 第二十一集 (中公新書ラクレ 411)
- 中央公論新社 (2012年2月9日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
- / ISBN・EAN: 9784121504111
作品紹介・あらすじ
大震災から数ヶ月が経過したが、政治も社会も落ち着かない11年下半期。首相の交代、大臣の失言、天災の連続。海を越えれば、欧州危機からカダフィ、金正日の死去…時事問題に触れながらも、季節の折々に被災者に思いを馳せる。この半年を名コラムニストはどう切り取ったのか。
感想・レビュー・書評
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最近はまっている読売新聞の「編集手帳」のまとめ本。
気に入ったフレーズなどをいくつか。
ユーモアとは「にもかかわらず」笑うことである
私はひどく嫌いなんだ/自分の持ち物を自分の身体の一部と感じない人が/人込みの中、持ち物を他人にぶつけて平気な人が…..
→同様に、自分の持ち物を床に置く心も理解できない
遠く離れて 会いたいときは 月が鏡に なればよい
日本人全体がな…...これまでは、幸せな幼児だったのじゃな。二千年もの間、この暖かく、やさしい四つの島のふところに抱かれて
朝に見て昼には呼びて夜は触れ確かめをらねば子は消ゆるもの(河野裕子)
言葉は文脈のなかで生きている。一語を抜き出して「けしからん」と避難しても意味がない。
われわれは後ろ向きに未来へ入ってゆく詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
閲覧室 304||タケ||21
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