- Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122031326
感想・レビュー・書評
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奸臣、本多正純が失脚した、宇都宮釣天井事件を扱った歴史小説。
「大忠は奸に似る」上野介正純の「屈折した自己犠牲の爽やかさと厳しさ」を淡々とした筆致で描いて、スッキリした読後感。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
途中リタイア。
お殿様がいた時代設定。文調が読みにくく、自分には合わないため途中リタイア。 -
徳川家康の参謀の一人である本多正純について書いた本です。
本多正純といえば、豊臣秀吉に対する石田三成のように、頭がよくて、正義感が強く、がゆえに、他の大名から嫌われる存在で、どちらからと言うと嫌なイメージがありますが、この本では、この正義感が強くて、部下から慕われている様子が中心となっています。
本多正純を陥れるための数々の陰謀を通して、本多正純の潔白さがより分かるような内容でした。
↓ ブログも書いています。
http://fuji2000.cocolog-nifty.com/blog/2014/08/post-78a8.html -
宇都宮城15万5千石本多正純が居城二代将軍秀忠に迫る
釣天井の大からくりーーはたして将軍家の運命や如何に!?
2008 8 15読了 -
徳川家康の懐刀として辣腕をふるい、幕府草創期の不安定な基盤を磐石なものにした本多正純。主君がかぶるはずの汚名を一身に集め、捨石となった彼の晩年を中心に描いている。特に正純の内面にまったく触れずに、読んだあとに彼の清々しさを残すテクニックはすばらしい。
2007.2.26読了
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