ルーカス・クラナッハの飼い主は旅行が好き (中公文庫 や 42-1)

著者 :
  • 中央公論新社
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (113ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122034617

感想・レビュー・書評

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  • 山本容子さんの銅版画が34点、滞在各国のホテルのひとコマを短文を添え描かれ、つづられています。
    部屋の窓、朝食の卵料理、鍵、タオル、水、、、ホテルに泊まった愉しみを感じられる本でした。
    国によっては宗教の関係からアルコール禁止のところもありますね。旅先では食事と共にアルコールも多少は楽しみたいですね。

    タイトルのルーカス・クラナッハは山本容子さんの愛犬の名前で、ウィーンで買ってきたクラナッハの複製画に描かれた猟犬に似ていたのでそう名付けられたそうです。「あとがき」は著者に代わって、という形で愛犬目線で締められています。可愛らしいルーカス・クラナッハです。笑

著者プロフィール

銅版画家。1952年生まれ。京都市立芸術大学西洋画専攻科修了。都会的で軽快洒脱な色彩で、独自の銅版画の世界を確立。絵画に音楽や詩を融合させるジャンルを超えたコラボレーションを展開して数多くの書籍の装幀、挿画を手がける。ライフワークのひとつとして、医療現場の環境への提言である〈アート・イン・ホスピタル〉にも取り組むなど、幅広い分野で精力的に創作活動を展開している。

「2022年 『山猫画句帖』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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