ほんの豚ですが (中公文庫 P さ 2-1)

著者 :
  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (97ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122037861

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  • 気取り屋の狐、心配性の山羊、見栄っぱりの蛙と、夫婦げんかばっかりの猿、きりんはまだ見ぬ相手と恋愛中だし、豚にはなぜか素敵な恋人が…。30匹の動物たちが「人生」についてホンネで語る。思わずにやりとさせられたり、しんみり心うたれたり。軽妙なお話と愉快なイラストでおくる、佐野洋子の「博物誌」。
    (1983年)
    — 目次 —
    兎/狐/カンガルー/蜻蛉/山羊/蜂/犬/亀/十姉妹/鰐/鯨/ペンギン/馬/
    鶏/蝙蝠/パンダ/熊/かば/魚/象/猫/虫/蛙/きりん/蛇/梟/猿/
    ライオン/せみ/豚

  • 20130624

  • 『活了100万次的猫』『The Cat That Lived a Million Times』。世界的に有名な「100万回生きた猫」の作者。30匹の動物のうち、狐のブローチになったトンボは胸に迫る。

  • うさぎ、ライオン、豚など、さまざまな動物たちを擬人化した佐野洋子流の博物誌。ブラックユーモアとひねりの効いた本音が見え隠れするショートショートに仕上がっていて味わい深いです。イラストも素敵。

  • 動物たちのシニカル・ショート・ストーリー(と帯に書いてある)小学生の頃にライオンの話を読んで心が震えた。

  • なんだか不思議なお話。大人向け絵本。

  • 「100万回生きたねこ」の著者・佐野洋子さんの本。タイトルで豚の物語だと思ったのですが、全然違いました(笑。

著者プロフィール

1938年、北京生まれ。絵本作家。ベストセラー『100万回生きたねこ』のほか『おじさんのかさ』、『ねえ とうさん』(日本絵本賞/小学館児童出版文化賞)など多数の絵本をのこした。
主なエッセイ集に、『私はそうは思わない』、『ふつうがえらい』、『シズコさん』、『神も仏もありませぬ』(小林秀雄賞)、『死ぬ気まんまん』などがある。
2010年11月逝去。

「2021年 『佐野洋子とっておき作品集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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