犬の人生 (中公文庫 む 4-10)

  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122039285

感想・レビュー・書評

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  • ■書名

    書名:犬の人生
    著者:マーク ストランド

    ■概要

    「実を言うとね、僕は以前は犬だったんだよ」「犬ですって」「う
    ん、コリーだったんだ」―とことんオフビートで、かぎりなく繊細、
    村上春樹があらたに見出した、アメリカ現代詩界を代表する詩人の
    異色の処女“小説集”。
    (From amazon)

    ■感想

    8割ぐらい読んで、脱落しました。
    頭に話が入ってこない、なんか、不思議な話の短編集です。
    とにかく、どの話も常識が一切通じない世界で、こういうことがあ
    ったという話です。

    幻想と妄想と理論が交じり合った空間です。

    個人的には、入り込めない短編集でした。
    短編なのに、背景説明、状況説明が長ったらしいのがダメでした。

    あと、訳なのか原文のせいなのか分かりにくいですが、文章が読み
    にくい。いちいち、1行1行、別の文章を読んでいるみたいで入り
    こめませんでした。
    翻訳は村上春樹さんで、村上さんの短編集は読みやすいことを考え
    ると、原文自体が自分にとって読みにくいんだと思います。

    ■自分がこの作品のPOPを作るとしたら?(最大5行)

    ふわふわした不思議な話が満載です。
    そういうのが好きな方には楽しめる一冊です。
    読者を選ぶ本かもしれません。

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