デルフィニア戦記 第二部 異郷の煌姫 3 (中公文庫 か 68-7 デルフィニア戦記 第 2部)
- 中央公論新社 (2003年8月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (345ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122042438
感想・レビュー・書評
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第2部の最終巻。
シェラの話も少し掘り下げられていいのですが、なんといっても国王とリィのプロポーズシーンが最高でした。「欲しいのは同盟者だ」・・・きゅんとする。
プロポーズの言葉って、お決まりのフレーズじゃなく、二人の関係性によって一番適切な言葉がきっとあるんでしょうね。上記の言葉を恋人から言われても普通は「?」となるでしょうが、この二人にはこの言葉が何よりも似合う。
男性だから女性だからということではなく、背中を任せられるような、となりに並んでいたいような相手がいることは、すごく幸せなことなんだと思います。
プロポーズのシーンも素敵ですが、キスシーンもまたものすごく素敵で・・・!
私はよくいろんなものに怖がりますが、「怖い」というのは理屈じゃないんですよね。頭ではわかっていても怖いものは怖いし、剣を首元に刺されれば震えるし。
いわば本能的なものだと思う。
それと真っ直ぐ向き合うこと。それは、簡単ではない。
それにしても、リィは一体どんな環境で育ったんでしょうね。
デルフィニアの物語はまだまだ続きますが、リィがこの世界に落ちてくる前の物語もすごく読んでみたい。せめて回想シーンでも・・・。
あっという間に第2部を読み終わってしまって寂しい。第3部に手を出したらまた止まらなくなってしまうから、しばし休憩。ああ、でも気になる・・・。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
1~3巻の感想をまとめて。
ファンタジー色が強まった感じ。
この先どうなるのかが楽しみ。グリンダの無双ぶりが『放浪の戦士』と比べて抑えられていたのが物足りない感じもしたけどそれは次回作以降に期待したい。 -
続きが見つからなくてもう読めないかと思っていたら、なんと知人が全巻持ってたー!!!
\(^o^)/
めっちゃ嬉しい!!!
先の気になる本が、待たなくても読める幸せ。。。
感無量。。。 -
後半、緊張感増す展開でハラハラした。
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再読。バルロの親戚の内紛もけりがつき、隣国タンガからの王女への縁談を機に、リィがついに王妃となるまでの話。最後にはタンガと戦が始まり、再びウォルとリィの勇姿が拝める。戦場での結婚の誓いが素敵。リィは女じゃないんだと思うと複雑だが、ウォルとリィは一緒にいて欲しいので、とりあえずは良かった。
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中身は男の子のはずのリィがキスをねだる、というのが納得いかない
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再読ー。
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そう来たか、という感じ。
そっちには行かないだろう、と思っていたのに。
そう言えば、会話の軽さがなんだか赤川次郎を思い出させた。