プチ哲学 (中公文庫)

著者 : 佐藤雅彦

• 中央公論新社 (2004年3月1日発売)

感想・レビュー・書評

[rachelさんの感想 · 2018年11月30日]

通勤片道の間に読み終えてしまうくらいの、文量。さらりと読める感じが嬉しい、プチ哲学。

頭がゴリゴリに硬くなった時、思考が何かに取り憑かれている時に読むと、すこしだけ、頭の中が柔らかくなる気がする。

これはこうなんだと思い込んでしまうことは多いけれど、誰かにとっての正解は、誰かにとっての不正解で、物の見方でそれらは全て変わるのだから。

自分がどうしたいか、というか、自分が世界をどう見たいか、なんだなと。

[sou (08thse)さんの感想 · 2018年11月24日]

ふと書店で見つけて、ちょっと面白そうだったので購入。
目からウロコ的なものは多くはなかったですが、「結果ではなくて過程を楽しんでいる」というのは、改めて気づきがありました。
イラストな部分も多く、ボリューム的にもさらっと読めますし、「考えること入門」には良い本かもです。

[myknekさんの感想 · 2018年10月14日]

絵が多く子供が読むには良い本だと思う。
大人が読むと物足りないかもしれない。

[75kgさんの感想 · 2018年9月16日]

頭が柔らかくなる本

[Dr.（読多ー）あんころ猫さんの感想 · 2018年9月5日]

非常にさらっと書かれていますが内容はとても深く、読みながら脳細胞がとても刺激されます。

イラストも可愛く、見て読んで楽しい本です。

[ゆぺこさんの感想 · 2018年6月28日]

第4回チチカカコヘ「教養はチカラだ！」フェアで気になった本。
―考えることは楽しい！と思えてきた時に―
「プッチンプリンの法則」とは何だと思いますか？たとえば、急いでいるときこそ、エレベーターには最後に乗るべし。すると、一番先に降りることができるから。逆さにするとカラメルが頭に乗るプリンのような、「逆算」の法則です。佐藤雅彦さんが見つけたこんな「考え方」が31個。かわいいイラストとエッセイで綴られる、「プチ」だけれどたくさんのことに気づかせてくれる一冊。

[0000374さんの感想 · 2018年4月23日]

とても良かった。哲学とは、普段耳目にするものを注意深く観察することなのだと思わされた。

「動いているものは動いている者にしか見えない」
「結果と過程」 が特に気に入りました。

[紺さんの感想 · 2018年3月29日]

最終的には全部、「ものの見かたを変えてみる」ことについての話だと思った。
なんだかちょっと説教くさい感じがして、好きになれなかった…

色んな見かたが出来ればそれに越したことはないけど、
ある程度、「こういう時はこう」みたいな型がないとスムーズに物事が進んでいかないと思うし、
一方向の見かたをしてしまうことは別にそんなに悪くないと私は思う。

時には、違う視点で考えてみると新しいものが見えるよ
っていうことなのだろうけど、
色々考えるのは疲れるし面倒くさい。笑
上手にそれが出来る人は凄いなぁと思う。
できないから僻んでるのかな？
あ、でも、困った時には役に立つかも。

[ちーさんの感想 · 2018年3月4日]

ちょっとだけ深く、まさにプチ哲学。
かわいいイラストと共にゆるく哲学を知れる。
こういうのが哲学っていうのか、となんとなくわかる超入門書っていうかんじでした！

[pean1269さんの感想 · 2018年1月30日]

哲学というよりも認知の仕方について、違った視点で見てみよう、と新しい視点をくれるような本。

・価値のはかり方
価値はどの物差しで測るかによって変わってくる。
・枠組みということ
文脈によって行為の意味が変わる。
・結果と過程
結果だけでは意味のないこともある。

のあたりが面白かった。あとはアフォーダンスの説明もわかりやすかった。

著者プロフィール

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構

「2024年 『宇宙ビジネスのための宇宙法入門〔第3版〕』 で使われていた紹介文から引用しています。」