喪黒福次郎の仕事 (中公文庫 コミック版 ふ 2-53)

著者 :
  • 中央公論新社
3.11
  • (3)
  • (2)
  • (9)
  • (4)
  • (1)
本棚登録 : 52
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122046948

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  変に、弟「喪黒福次郎」に人間味を持たせたせいか、兄「喪黒福蔵」にあった「非人間性」の魅力を奪っている。だから、福次郎はただの奇人変人の域にとどまっている始末。「おまえ、何したかったの?」と、思わず突っ込みを入れたくなってくる。
     ちょくちょく福蔵が相手をした人物に似たキャラクタがでてくる。
     

  • 笑ウせぇるすまんこと喪黒福造は、たいていオチとしてターゲットが不幸になるが、弟の喪黒福次郎君はいい人(たぶん)。
    悪意なく他人に手を差し伸べた結果、その相手はそのまま普通に幸せになる人もいれば、意図せず不幸になる人もいる。
    不幸になるパターンは喪黒福造と同じだが、ハッピーエンドの話は「???落ちがないじゃん!」と思うものばかり。
    別に必ず不幸にならなきゃいけないとは言わないけれど、なんか釈然としない(笑)。

藤子不二雄Aの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×