本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122046948
感想・レビュー・書評
-
変に、弟「喪黒福次郎」に人間味を持たせたせいか、兄「喪黒福蔵」にあった「非人間性」の魅力を奪っている。だから、福次郎はただの奇人変人の域にとどまっている始末。「おまえ、何したかったの?」と、思わず突っ込みを入れたくなってくる。
ちょくちょく福蔵が相手をした人物に似たキャラクタがでてくる。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
笑ウせぇるすまんこと喪黒福造は、たいていオチとしてターゲットが不幸になるが、弟の喪黒福次郎君はいい人(たぶん)。
悪意なく他人に手を差し伸べた結果、その相手はそのまま普通に幸せになる人もいれば、意図せず不幸になる人もいる。
不幸になるパターンは喪黒福造と同じだが、ハッピーエンドの話は「???落ちがないじゃん!」と思うものばかり。
別に必ず不幸にならなきゃいけないとは言わないけれど、なんか釈然としない(笑)。