ひなのころ (中公文庫)

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著者 : 粕谷知世
  • 中央公論新社 (2008年2月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (257ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122049734

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ひなのころ (中公文庫)の感想・レビュー・書評

  • 風美の4歳から17歳までの思春期を綴った物語。
    おばあちゃんからの解りづらい愛情や、病弱な弟がいるせいで両親から構ってもらえなかった幼少期、性格の悪い幼なじみ。
    様々な気持ちを抱えながらも少しずつ愛情を知って大人になってゆく風美の姿に、後半号泣しっぱなしでした。
    なんだかんだいって血縁者の愛情に勝るものはあるのだろうか。

  • 序盤なんだか梨木さんっぽいなぁと思ってたら、中盤から後半でぎゃー!というか、身もだえしてごろごろしたくなるような展開に。
    そうだよね、女の子の反抗期ってみんなこうかもなー的な。
    それとなんとなくとなりのトトロも思い出してしまいました。
    こっちは口の悪い弟だけど。
    いろいろと揺さぶられる小説でした。

  • こどもってほんとーに、うまいこといかない!
    いってやりたいことの2割も言えない!

    でも、あのときの方が負けず嫌いにスジガネ入りで、
    知恵のない意地だけで切り抜けようとして、
    たくましい自分がいたような。

    ひなのころ、はやさしい小説やファンタジーや家族愛や懐かしい小説じゃなくて
    誰にでもあったこどもの時の思考回路です。

  • 主人公の少女、風美ちゃんの4歳、11歳、15歳、17歳の子供ながらの悩みと成長を描いた物語です。
    少女が年齢を重ねるとともに、同居する祖母をはじめ、家族も当然歳をとっていきます。そんな中でただひとり、歳をとらない登場人物(?)、それが稲子ちゃん。彼女は風美ちゃんの叔母にあたる、12歳でこの世を去った女の子。
    やさしくて、せつなくて、ちょっと不思議で、なんだか懐かしい気がする小説でした。

  • 4つの章からなり、ひとりの女の子の四歳の春、十一歳の夏、十五歳の秋、十七歳の冬が連作で描かれている。
    時の移ろいとともに少女が成長していき、取り巻く世界も変化していく。
    ノスタルジックな風景、三河弁で話される台詞、あのころ感じた気持ち、、読んでいたら懐かしさでいっぱいになった。

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