ジウ 3 (中公文庫 ほ 17-3)

著者 : 誉田哲也

• 中央公論新社 (2009年2月1日発売)

感想・レビュー・書評

[810mugichaさんの感想 · 2014年1月26日]

あー、こんな風に終わるんだという感じ。途中、収拾つかないんじゃないかと心配だったけど。

[pochiandtamaさんの感想 · 2014年1月19日]

面白かった。完結した。

[Hangxiさんの感想 · 2014年1月8日]

傑作の警察小説です。
警察小説と聞くと、おっさんの刑事が活躍するイメージがあります。
しかし、この小説はまず主人公がきれいな女刑事です。しかも二人。
さらに所属は特殊班です。
それだけで、何か既存の警察小説とは違う感じがしますね〜。


都内で児童誘拐事件が発生する。警察は犯人に振り回されて、児童は小指を切り落とされて、身代金も奪取されるという失態を犯してしまう。
そんな中、都内で立てこもり事件が発生する。
そして、これら二つの事件は密接な繋がりを見せ、次第に巨大な犯罪が露見していく。

と、あらすじはこんな感じです。
まぁ、この小説全編がすごく疾走感に溢れています。
アクションシーンも非常に多く、あれよあれよと言う間にページをめくってしまいます。
しかし、この小説如何せんグロい描写が多いです。
その中でも、よくよく男性の性器が破壊されるシーンが多いです。

[kickarmさんの感想 · 2014年1月3日]

2巻の勢いをそのまま持ってきた「ジウⅢ　新世界秩序」です。

スピード感に圧倒されました。まさに物語にページを捲らされてる感じ。
伊崎、門倉、東、ジウ、ミヤジ・・・
物語がここで完結。

読むのに疲れました。そのくらい面白かった「ジウ」シリーズ。

　誉田さんの、「ストロベリーナイト」に出て来る　“姫川玲子”　は、強いながらも仲間の助けによって事件を解決しますが、「ジウ」における　“伊崎”　と　“門倉”　は自分の力によって事件を切り開いていきます。この部分が決定的に違いますね。（文庫本のあとがきに書いてあり、なるほど！と。）

あーあ、読み終わってしまった。
何となく、惜しい感じの読了感を持ちつつ、誉田さんの他の著書を物色中です。

[K太さんの感想 · 2013年12月23日]

シリーズ３巻目、これにて完結。楽しく読みきれました。

[tvxqhitomiさんの感想 · 2013年12月21日]

201312/新世界とか展開やオチは、えーってカンジだったけど三作通して楽しめたエンタメ感のある作品。最後まで誰も好きなキャラができなかったけど、それぞれクセがあって面白かった。美咲のちょっとハナにつく部分が、冷静な東視点で描写されてたのは意外だった。基子の変貌はちょっと残念かな。

[llllls_nlllllさんの感想 · 2013年12月11日]

どうして父さん、こんなのイチオシなんやろう？
誉田さん、なんでこんな阿鼻叫喚図を描くのだろう？
描写を追うのに苦痛な場面もかなりあり、
そんな思いのまま2冊を経ての、本書。

終章、涙止まりません。
可哀想なジウ。温もりも愛情も知らないジウ。
ほんの子供だったジウ。
求めて求めて、求めたまま。そのまま。

もしもああだったら、こうだったら、って振り返っては思わずにいられないです。

真相に圧倒されて後回しになりましたが、
東＆門倉コンビのその後、気になります。
続編あるみたいだけど、出てるかな？
ほとぼりが冷めたら、読みたいなと思います。

[kyoyamaさんの感想 · 2013年10月26日]

めっちゃ面白かった。興奮した。
歌舞伎町の事件はありえへんやろーと思いながら読んでいたが・・・。
シリーズ１の事件の背景が分かりジーンとくる。

[いっち・にぃ・さんの感想 · 2013年10月23日]

おもしろかった！
ドラマも観てみたい。

[tantanさんの感想 · 2013年10月18日]

お、おもしろすぎる～～！！！
1日1冊読んじゃいました～～！！！
そして、ラストシーン・・・大好きですっっ！！！（感涙）

著者プロフィール

誉田哲也
1969年東京都生まれ。2002年『妖の華』で第２回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞受賞、03年『アクセス』で第４回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞。主なシリーズとして、『ジウⅠ・Ⅱ・Ⅲ』に始まり『国境事変』『ハング』『歌舞伎町セブン』『歌舞伎町ダムド』『ノワール　硝子の太陽』と続く〈ジウ〉サーガ、『ストロベリーナイト』から『ルージュ　硝子の太陽』まで続く〈姫川玲子〉シリーズ、『武士道シックスティーン』などの〈武士道〉シリーズ、『ドルチェ』など〈魚住久江〉シリーズ等があり、映像化作品も多い。

「2023年 『ジウX』 で使われていた紹介文から引用しています。」