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- Amazon.co.jp ・本 (199ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122052475
感想・レビュー・書評
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空海の伝記と思ったら、論文っぽかった。空海を取り上げている以上、密教に偏るのは当然ではあるけれど、それでも頷けることもいっぱい書かれてると思う。
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金剛峰寺第412世座主を務めた著者が、一般の読者に向けて空海の教えをわかりやすく語った本です。
物質的にはかつてないほどの繁栄を謳歌しながら、心には満たされない思いを抱いている日本人に、空海の生命思想の持つ現代的な意義を説くというスタンスで語られています。ただ、一般向けの本ではあっても、本書のような空海に関する入門書を手にとろうとする読者の場合には、ことさら現代の問題に絡めなくても空海のおもしろさを感じとることができるのではないかと思ってしまいます。 -
密教思想は難しいけど、松長有慶さんの思想は、宗教家に見られるありがちな考え方だった。弘法大師の思想の断片に触れることができた。自制心というキーワードは心に留めておきたいと思う。
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