SRO (2) (中公文庫 と 26-10)

著者 :
  • 中央公論新社
3.39
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本棚登録 : 1037
感想 : 108
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122054271

感想・レビュー・書評

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  • 新作が文庫書き下ろしなので、前作のノベルズとの釣り合いは取れないけど、内容は完全に前作に引き続いています。相変わらず推理して追い詰めると言うよりも、犯人側の書込に引きずられて読んでしまいましたが、大量殺人犯は実際にもいそうな気もします。それにしても、次の巻で因縁の対決再びというのが気になりすぎ。メンバーの誰かが殺されそうな予感がしますね。

  • 異色の警察小説のシリーズ第2弾。前作の設定や
    事件の詳細...薄らしか覚えてないやw。管轄を一切
    無視した広域捜査を行う異端部署の鼻つまみ達の
    やはり、異色な活躍っぷりはかなりの常識外れの
    ほぼ違法捜査w。んなアホなーという突っ込みを
    随所に入れたくなりますが、全編を緩やかな
    ユーモアでコーティングされているので、その
    突っ込みも...まぁ...いいか!と流して、意外と
    のめり込んで読んでしまいます。
    がっつり硬派でハードな警察小説ファンには
    不向きかもしれませんが...自分は好きです。
    全く足で情報を得ずに、スレスレアウトな違法捜査と
    ネット駆使した調査室内のみで、狡猾に潜んでいた
    シリアルキラーを見つけ出すなんて痛快だしw。

    割とラストが投げっぱなしなのは残念ですが
    これ次作も出るのかなー? それなら許しますw。

  • 強く死を願う患者の前に現れて、その願いを叶えてくれる―栃木県・下野東方病院関係者の間でささやかれる「死の天使」の噂。担当患者が亡くなった責任を取らされ、退職を強要された看護師からの投書を調べるうちに、新九郎たちSROは奇妙なことに気付く。新時代警察小説、待望のシリーズ第二弾。文庫書き下ろし。 今回は倒叙物です。本文中で「刑事コロンボ」に言及しているのは目配せでしょうか。ついでに「相棒」や「太陽にほえろ!」まで出てきます。犯行の動機がポイント。SROの捜査の方法は前作以上に無謀で、唖然とさせられます。

  • スピード感があって軽いエンターテイメント的に楽しめた。
    設定の無茶振り感は変わらないけどまあいいのかな。
    SROが動くと誰かが巻き込まれてえらい事になり迷惑な気もするけど作り話だからいいのだ。と、いう感じ。

  • -

  • 現実ばなれしすぎ。途中は少し退屈。

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著者プロフィール

1961年北海道生まれ。98年に『修羅の跫』で第4回歴史群像大賞を受賞しデビュー。以降、時代小説や警察小説を中心に活躍。本書はドラマ化もされた「生活安全課0係」シリーズの主人公・小早川冬彦が、警視庁本庁から日本各地へ活躍の場を広げていくシリーズ第2弾。著書に「SRO 警視庁広域捜査専任特別調査室」「スカーフェイス」「警視庁SM班」などのシリーズ他多数。

「2023年 『スカイフライヤーズ 警視庁ゼロ係 小早川冬彦Ⅱ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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