遮断 - 警視庁失踪課・高城賢吾 (中公文庫 と 25-24 警視庁失踪課・高城賢吾)
- 中央公論新社 (2011年10月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (467ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122055438
感想・レビュー・書評
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本作は阿比留室長、愛美、舞がそれぞれ変化を見せている。
特に舞の変化は唐突、かつ劇的なので今後の活躍に期待したかったのに、退職するとは中途半端だなあ。田口も途中から何故か仕事をし始めるし。
事件そのものは特筆すべきポイントはなく、人物を追いかけるシリーズにしては少々雑ではないでしょうか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
少しわかりづらかったかな。
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好きなシリーズ。
毎回失踪から大きな事件に発展。少しずつ良くなって来るチーム感が好き。
まだまだ先が楽しみなシリーズ。 -
#読了。警視庁失踪課・高城賢吾シリーズ第7弾。再び娘を捜す気力が蘇った高城だが、チームの六条の父親が失踪。と、ここまではいつものような滑り出し。そして、インド人SEの失踪、六条舞の過去などが密接にリンクすると思っていたのだが・・・新メンバーに期待するも、今作品は残念だった。
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2012/09/16
図書館より -
警察組織の中では、日の当たらない部署である「失踪課」。ところが厚生労働省のエリート官僚が失踪したことから、警察組織が総力をあげた捜査が始まる。
警察小説では、定番と言える「縄張り意識」と一癖も二癖もある個性的なキャラクターの面々。その中で主人公である高城は、常識人の範囲を超えない人物として描かれている。
上昇志向が強いわけでもなく、並外れた能力があるわけでもない高城だが、「犯人を逮捕する」という職業意識は誰よりも強い。
警察小説としては、中の中か。 -
警視庁失踪課シリーズ第7作。失踪課のメンバー六条舞の父親が失踪した。彼は厚生労働省の高級官僚。突然の身代金要求に、捜査一課も乗り出した。やがて・・・。
物語の展開が全く読めず、最後の100ページから一気に終息に向かうといった感じです。それから、今回は堂場作品の別のキャラクターがゲストで登場します。 -
不穏な雰囲気と何かが始まりつつある作品ですね。