遮断 - 警視庁失踪課・高城賢吾 (中公文庫 と 25-24 警視庁失踪課・高城賢吾)

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 803
感想 : 61
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  • Amazon.co.jp ・本 (467ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122055438

感想・レビュー・書評

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  • 本作は阿比留室長、愛美、舞がそれぞれ変化を見せている。
    特に舞の変化は唐突、かつ劇的なので今後の活躍に期待したかったのに、退職するとは中途半端だなあ。田口も途中から何故か仕事をし始めるし。
    事件そのものは特筆すべきポイントはなく、人物を追いかけるシリーズにしては少々雑ではないでしょうか。

  • 少しわかりづらかったかな。

  • 主人公高城視点の警察小説。警視庁失踪課課員六条舞の父高級官僚が失踪した。事件性はないと思われたが、一億円の身代金要求が届き様相は一変する。現金を用意して引き渡しに挑むものの、あえなく失敗に終わる。同時期にくせ者新メンバー田口はインド人技術者の失踪事件を調べていた…関連は?。警視庁の役立たずの課員が辿る失踪課と毎巻説明があるのか?、高城は7年前娘の失踪を引きずりいまさら捜査?解決してみると警察ってこんな感じ?小説として長編で長いのに薄っぺらでひねりも無く平凡でお粗末な内容、警察調書を読むような… 

  • 好きなシリーズ。
    毎回失踪から大きな事件に発展。少しずつ良くなって来るチーム感が好き。
    まだまだ先が楽しみなシリーズ。

  • #読了。警視庁失踪課・高城賢吾シリーズ第7弾。再び娘を捜す気力が蘇った高城だが、チームの六条の父親が失踪。と、ここまではいつものような滑り出し。そして、インド人SEの失踪、六条舞の過去などが密接にリンクすると思っていたのだが・・・新メンバーに期待するも、今作品は残念だった。

  • 2012/09/16
    図書館より

  • 警察組織の中では、日の当たらない部署である「失踪課」。ところが厚生労働省のエリート官僚が失踪したことから、警察組織が総力をあげた捜査が始まる。
    警察小説では、定番と言える「縄張り意識」と一癖も二癖もある個性的なキャラクターの面々。その中で主人公である高城は、常識人の範囲を超えない人物として描かれている。
    上昇志向が強いわけでもなく、並外れた能力があるわけでもない高城だが、「犯人を逮捕する」という職業意識は誰よりも強い。
    警察小説としては、中の中か。

  • 長くかかってしまったけど読破。愛美ちゃん可愛いとか思いつつ六条さんが大変な中で成長したような感じがする。高城さんも少しずつ動き出してきました。次は、少し頼りなく?なった失踪課ですがどうなるか気になります。

  • 警視庁失踪課シリーズ第7作。失踪課のメンバー六条舞の父親が失踪した。彼は厚生労働省の高級官僚。突然の身代金要求に、捜査一課も乗り出した。やがて・・・。
    物語の展開が全く読めず、最後の100ページから一気に終息に向かうといった感じです。それから、今回は堂場作品の別のキャラクターがゲストで登場します。

  • 不穏な雰囲気と何かが始まりつつある作品ですね。

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著者プロフィール

堂場瞬一(どうば しゅんいち)
1963年茨城県生まれ。2000年、『8年』で第13回小説すばる新人賞受賞。警察小説、スポーツ小説など多彩なジャンルで意欲的に作品を発表し続けている。著書に「刑事・鳴沢了」「警視庁失踪課・高城賢吾」「警視庁追跡捜査係」「アナザーフェイス」「刑事の挑戦・一之瀬拓真」「捜査一課・澤村慶司」「ラストライン」「警視庁犯罪被害者支援課」などのシリーズ作品のほか、『八月からの手紙』『傷』『誤断』『黄金の時』『Killers』『社長室の冬』『バビロンの秘文字』(上・下)『犬の報酬』『絶望の歌を唄え』『砂の家』『ネタ元』『動乱の刑事』『宴の前』『帰還』『凍結捜査』『決断の刻』『チーム3』『空の声』『ダブル・トライ』など多数。

「2023年 『ラットトラップ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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