小さな男*静かな声 (中公文庫 よ 39-3)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (421ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122055643

感想・レビュー・書評

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  • 『それからはスープのことばかり考えて暮らした』で著者に関心を持ち手にした一冊。

    あまかった。。

    あの一冊だけでは吉田篤弘の魅力を理解できたわけではなく、ただ単に『それからはスープ~』を気に入っただけだったのです。

    途中で、早々に切り上げました。


    合コンで例えると。

    お店で初めて会って、“何だか魅力があって今度二人きりでで食事にでも行きたいわ♪”なんて。それでいざ二人でお酒でも飲んだら、“この人自分の話しばかりで何だかつまんない。内容もマニアックだし。”みたいな。


    おそらく本書は、吉田篤弘の世界観を存分に示した一冊なのではないでしょうか。もしくは、単に著者の自己満足なだけのもの。

    どちらにせよ、僕が手に取るにはまだまだ彼を知らなすぎました。もう少しベターなモノを読み終えてから、またいつか手にしたい一冊です。

著者プロフィール

1962年、東京生まれ。小説を執筆しつつ、「クラフト・エヴィング商會」名義による著作、装丁の仕事を続けている。2001年講談社出版文化賞・ブックデザイン賞受賞。『つむじ風食堂とぼく』『雲と鉛筆』 (いずれもちくまプリマー新書)、『つむじ風食堂の夜』(ちくま文庫)、『それからはスープのことばかり考えて暮らした』『レインコートを着た犬』『モナリザの背中』(中公文庫)など著書多数。

「2022年 『物語のあるところ 月舟町ダイアローグ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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