獅子の棲む国 (中公文庫 あ 73-1)

著者 :
  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (527ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122057203

感想・レビュー・書評

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  • 山川大蔵と梶原平馬の友情が泣ける。苦難の道を行く山川がクールでとてもカッコ良いです。

  • 会津の屈辱、そして復活。
    あまり歴史には出てこない物語を胸を熱くさせながら一気に読み通しました。
    不屈の魂、震えました。
    それにしても官軍薩摩が、一転賊軍に。
    歴史の転換点は魑魅魍魎。改めて痛感。

  • 再読だけど、最初は単行本だったので。
    初読の時は会津の悲劇ばかり感じてたけど、
    改めて読んで、西南戦争の時に、会津・東北勢が、すさまじい執念で「戊辰の復讐」といって薩摩を滅ぼしにかかっていくのに、なんかもやっとしたものを感じた。

著者プロフィール

1968年福岡県生まれ。活水女子短大卒業。2002年『歳三往きてまた』でデビュー。2017年『龍が哭く河井継之助』で第6回野村胡堂文学賞受賞。柳生新陰流居合道四段。主な著作に『伊庭八郎凍土に奔る』『密偵』『獺祭り白狐騒動始末記』などがある。

「2022年 『氏真、寂たり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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