早雲の軍配者(上) (中公文庫 と 26-26)

著者 :
  • 中央公論新社
3.95
  • (47)
  • (85)
  • (40)
  • (5)
  • (2)
本棚登録 : 563
感想 : 50
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122058743

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 面白そうな予感

  • 必ずしも表立った記録に現れるでもないが、実在した可能性も高い、重要な役割を担ったであろう人物達を主役に据えて物語を展開…或いは“時代モノ”の「最も面白いパターンの一つ」のように思う…

    そうした系譜の作品で、永く“名作”として読み継がれる可能性も在るような作品に出逢った…

    本作の主人公は、その“軍配者”となって行く若者である。かの北条早雲こと伊勢宗瑞に見出される若者、風摩小太郎が主人公だ。

    “風摩小太郎”?色々な小説にも登場する「北条家の仕事を請けた忍者の棟梁、風魔小太郎」というのはお馴染みかもしれないが…その辺りの“事情”は是非本作で…

  • 小太郎の純粋な感じが応援せずにはいられない。
    これからどんな風に成長し、軍配者として活躍していくのか楽しみ。

  • 201311/面白い!!登場人物がみんなイイ!!表紙で損してる(時代物好きには敬遠されそう)気がするけど、却って新規ファンの興味をひきそうでいいのかも。

  • 全2巻。
    ブクログで評判をよく見るので読んでみる。

    アニメな表紙に抵抗があるけど、
    作者自身は50代のベテランぽい。
    文体も軽くなく、軽快だけどしっかりしていて好み。

    軍配者という聞き慣れない職、
    風魔小太郎を忍びじゃなくて軍配者として配置する珍しさ、
    山本勘助などのメジャーどころとの関わりなど、
    ワクワクする設定盛りだくさん。

    これは良いかもって読み進むも、
    小太郎がこれから活躍するぞってとこで物語は終了。

    なんでよ
    と、
    思ったら。
    三部作で物語は続いてるらしい。
    はやく続きを読みたい。

    戦略的には成功してるんだろうけど、
    表紙はやめてほしい。
    これ、絶対損してる。
    長い目で見たら。
    中身は結構硬派なのに。

全50件中 41 - 50件を表示

著者プロフィール

1961年北海道生まれ。98年に『修羅の跫』で第4回歴史群像大賞を受賞しデビュー。以降、時代小説や警察小説を中心に活躍。本書はドラマ化もされた「生活安全課0係」シリーズの主人公・小早川冬彦が、警視庁本庁から日本各地へ活躍の場を広げていくシリーズ第2弾。著書に「SRO 警視庁広域捜査専任特別調査室」「スカーフェイス」「警視庁SM班」などのシリーズ他多数。

「2023年 『スカイフライヤーズ 警視庁ゼロ係 小早川冬彦Ⅱ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

富樫倫太郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×