- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122058743
感想・レビュー・書評
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面白そうな予感
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必ずしも表立った記録に現れるでもないが、実在した可能性も高い、重要な役割を担ったであろう人物達を主役に据えて物語を展開…或いは“時代モノ”の「最も面白いパターンの一つ」のように思う…
そうした系譜の作品で、永く“名作”として読み継がれる可能性も在るような作品に出逢った…
本作の主人公は、その“軍配者”となって行く若者である。かの北条早雲こと伊勢宗瑞に見出される若者、風摩小太郎が主人公だ。
“風摩小太郎”?色々な小説にも登場する「北条家の仕事を請けた忍者の棟梁、風魔小太郎」というのはお馴染みかもしれないが…その辺りの“事情”は是非本作で… -
小太郎の純粋な感じが応援せずにはいられない。
これからどんな風に成長し、軍配者として活躍していくのか楽しみ。 -
201311/面白い!!登場人物がみんなイイ!!表紙で損してる(時代物好きには敬遠されそう)気がするけど、却って新規ファンの興味をひきそうでいいのかも。
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全2巻。
ブクログで評判をよく見るので読んでみる。
アニメな表紙に抵抗があるけど、
作者自身は50代のベテランぽい。
文体も軽くなく、軽快だけどしっかりしていて好み。
軍配者という聞き慣れない職、
風魔小太郎を忍びじゃなくて軍配者として配置する珍しさ、
山本勘助などのメジャーどころとの関わりなど、
ワクワクする設定盛りだくさん。
これは良いかもって読み進むも、
小太郎がこれから活躍するぞってとこで物語は終了。
なんでよ
と、
思ったら。
三部作で物語は続いてるらしい。
はやく続きを読みたい。
戦略的には成功してるんだろうけど、
表紙はやめてほしい。
これ、絶対損してる。
長い目で見たら。
中身は結構硬派なのに。