- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122066014
感想・レビュー・書評
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久しぶりに読む三浦しをんさんの作品。本を閉じて、あ〜面白かった!!と思わず声に出てしまいました。杉並区の古い洋館に住む母鶴代と刺繍作家アラフォー独身娘の佐知と、同居人の友人雪乃と多恵美の2人、合わせて四人の人間模様。たまに敷地内の守衛小屋に住む山田さんも登場(高倉健ファン)。のんびりとした時間の流れの中で、時折感じる結婚への複雑な想いや老後への不安など、リアルな今どきの女性たちの内面を取り上げつつも、今を生きることのかけがえのなさを明るくユーモラスに描いている秀作。気兼ねない女同士でこんな風に同居出来たら楽しいでしょうね。改めて思ったのですが、三浦しをんさんのユーモア感覚は最高ですね。笑っていると将来への漠然とした不安も吹き飛んでしまいそうです。
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面白いかと言われれば普通。
もう一度読みたいかと言われれば、もういい。
ファンタジー要素を中途半端に入れてて、かと言って面白さはない。
三浦しをんの本の中では1番面白くなかったかな。 -
普通の同居人小説を読んでるつもりだったのに、しゃべるカラスやら死んだ父の霊やら登場が唐突過ぎる。
もちっと早めに匂わせといて欲しかった。
アラサーの、仕事はしてるけど実家暮らしで引きこもり、結婚の予定無し、な主人公の思考がいちいち身につまされる……
解説 / 清水 良典
カバーイラスト / 野口 奈緒子
カバーデザイン / 田中 久子 -
2019.10.01~10.09
え?なんで、カラス?ミイラ?意味が分からない。
もっと、女同士の穏やかなお話を期待していたのに、残念。 -
オモシロかった。こういうのもありかなって感じで楽しめた。
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4人の日常が綴られた感じ!
この本は好みがはっきりしそうな気がします! -
なんかもうちょっとシリアスな感じなのかと思ったら途中からエッセイで触れるしおんさんそのものみたいな登場人物になっちゃってるし…
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後半3分の2を、あっという間に楽しく読んで。最後の2行で、まさか涙がじんわりくるとは思わなかった。