夫の墓には入りません (中公文庫 か 86-2)

著者 :
  • 中央公論新社
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感想 : 178
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  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122066878

感想・レビュー・書評

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  • 人の複雑な気持ちと、それを相手にはっきり言えない様子を描くのが実にリアルで上手い作家さんだなと思う。不愉快でドロドロな中身でも、ラストは救いがあるのも良い。主人公がこれからの人生を自由に謳歌してくれることを願う。

  • 「嫁をやめる日」の改題・文庫化でした(ーー;) 文庫の新刊は要注意の注意ですね(^-^) 単行本のタイトルの方が合ってる気がしますが・・・。

  • 面白く、一気に読み終えた。
    妻として、嫁として、女として。いつまでやるのか、どこまでやるのか。
    男の自分が何を考え言ったところで、所詮他人事でしょ?と思われそうだけど、妻に寄り添える人間になりたいと思った。
    父親がとてつもなく頼り甲斐のある男だった。カッコいい。理想だ。
    ただ、工藤。俺は最初からお前の事信用してなかったからな。

  • なんとなく、そうだよね、そんな単純じゃないよねというところ

  • 昭和?の常識を覆し続けてくれる垣谷美雨さん。さすがです。
    旧家に嫁いでしまった方、ご近所の方という監視カメラに縛られている方、是非読んでください。

  • これを読めば次から次へと、柿谷美雨さんの作品が読みたくなる作品です。

  • お父さんの世間知が深いところに共感。頼れる父が素敵。見習いたい。それにしても姻族関係終了届は知っておきたい知識だね。

  • 読みやすく面白かったです。
    姻族関係終了届…覚えておこう…
    ((φ(・д・。)

  • 垣谷美雨さんの話は他人事とは思えない身近な設定の女性が主人公で自分ごととして読んでしまう。
    ハッとしたフレーズ→悪人でなければ許容範囲、捨てても良い人。

  • 最近ハマっている垣谷さんの小説。今回も面白かった!
    実際にどこかでありそうなお話。読みながら主人公と一緒にイライラしたり、モヤモヤしたり…続きが気になって一気に読んだ。

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著者プロフィール

1959(昭和34)年、兵庫県生れ。明治大学文学部卒。2005(平成17)年、「竜巻ガール」で小説推理新人賞を受賞し小説家デビュー。結婚難、高齢化と介護、住宅の老朽化などの社会問題や、現実に在り得たかもしれない世界を題材にした小説で知られる。著書に『リセット』『結婚相手は抽選で』『七十歳死亡法案、可決』『ニュータウンは黄昏れて』『夫のカノジョ』『あなたの人生、片づけます』『老後の資金がありません』『後悔病棟』『嫁をやめる日』『女たちの避難所』『四十歳、未婚出産』などがある。

「2023年 『うちの父が運転をやめません』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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