- Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
- / ISBN・EAN: 9784125009452
作品紹介・あらすじ
「高い所は苦手?」「じゃあ…じゃあ、奥様にも見えているんですね。私の頭が、壊れたわけではなくて」女が声を上げて笑う。それを聞いても、トリシャはまだ、女がこの出来事を引き起こしているのだとは思いいたらなかった。丘を越え、手前にある木立の上を飛びすぎた馬は、街に向かってゆるやかに降下しはじめた。「宿屋はどこにあるのかしら?」「奥様、これは一体…」女は軽く首をかしげると、にっこり笑ってトリシャを見下ろした。「その奥様というのはよして。私はサンディア・ウォレス。見ての通りの魔女よ」魔女ウォレスに弟子入りしたトリシャは、忽然と姿を消した師匠を追い、旅に出た。時を同じくして、辺境では魔導士による殺戮事件が起こり-!?第1回C・NOVELS大賞受賞第一作堂々刊行。
感想・レビュー・書評
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王道のファンタジー。生活感あふれるトリシャの描写を読んでいる内にいつの間にか物語の中に入ってしまいました!!
ちょっとファンタジーの世界に浸りたい人におすすめです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
深遊さんに惹かれて。
ただ、前作もそうでしたが…すんなり読めました。
ファンタジーって素敵。 -
姉の結婚により、親戚の家に連れて行かれた少女。
少女が『魔女』と出会い、弟子になって数年が経った日が
始まりの日となります。
突如いなくなってしまった先生。
放火を犯す『魔女』と、それを捕獲する命を受けた青年。
ふわふわ使い魔がかわいいです♪
文章自体は読みやすく、分かりやすいのですが
面白かったか、と聞かれると首を傾げます。
終わり方もちょっと…という感じです。
引き際で1章分使うなら、その辺りを書いて欲しかったです。 -
そして、内容はといえば・・・。
なんていうか、あともう一歩!という感じ。
面白くないわけじゃないんだけど、盛り上がりに欠けるというか・・・・・・。
「光降る精霊の森」もそうだったのだけど、伏線らしきものが張ってあるけど伏線たりえず終わりを迎えてしまいました〜〜〜、という感じ。
色々と謎が残ってもやもやします。。
むしろ、「光降る精霊の森」の続編を書いてほしかった・・・。
面白い設定なのに、起こる事件がささやかというか・・・。
残念〜〜〜。
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面白いけど、前作の方が好きかな?
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魔女ウォレスに弟子入りしたトリシャは、忽然と姿を消した師匠を追い、旅に出た。時を同じくして、辺境では魔導士による殺戮事件が起こり!? 第1回CN大賞受賞者の受賞第一作登場!
細かな描写が上手いな〜って思う。読みやすかったけど、もうちょっと見せ場がほしかった。
ジャックの心の動きが唐突過ぎるのに少し違和感。 -
ファンタジーで前作よりはややシリアス。
よくまとまってるけど、ジャックをもうちょっと掘り下げてほしかったかも。
あとがきの四コマが一番面白かったような…(苦笑) -
久々に本格ファンタジーもいいな、
と思わせてくれた作品。
イタチちゃんがかわいい・・。 -
第1回CN大賞受賞者の受賞第一作。受賞作もこれもちょっとパンチが足りないかなーという印象。でもトリシャが可愛過ぎぎ、最後の4コマページの魔女様キックが素敵過ぎ。
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ファンタジーもの。かなり濃い設定のわりには,テンポが速すぎるのが残念なところ。