蓮華君の不幸な夏休み 1 (C・NovelsFantasia う 2-7)
- 中央公論新社 (2010年12月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784125011332
作品紹介・あらすじ
蓮華晴久はちょー貧乏の大学生だが、それなりに学生生活を満喫していた。しかし、もぐりのタトゥショップに行ったことで状況は一変する。びっくり人間とのバトルの日々なのか-!?そこで晴久は考えた。夏休み中にこのごたごたを片付けて、貧乏だけどまったりとした生活に戻るのだ!かくして、主人公の怒涛の1カ月は始まった。新シリーズ開幕。
感想・レビュー・書評
-
主人公の蓮華晴久が最高。頭の回転が速くて口が回る回る。そのどうでもいいセリフがいいんだよねえ。それに意外としっかりした心情を持っている人間で信頼できる人間だ。その蓮華君がタツゥを入れたことによって、とんでもない力を手に入れて、とんでもない騒動に巻き込まれる。口ではあれこれ言いながらちゃんと対決していくのがいいねえ。対役の亘理翔子もあっけらかんとしていて面白い。1だから2があるんだよな。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
蓮華の台詞は全部おもしろい!!
-
貧乏大学生の蓮華晴久が、もぐりのタトゥショップでタトゥを入れてもらった。そしたら筋力計り知れない、死なない人になってしまった。晴久は平穏な学生生活を取り戻すべく、動き出す。
薬の副作用でおかしくなっちゃった人をやむなく殺して、終了。
ツバメの正体は何か?
謎のまま次巻へ。 -
お金がない生活をしている大学生が
タトゥをほっただけの話…だったのに。
お金払って痛い思いまでしたというのに
妙な人格が体内に住み着いた上に、変な体に。
元の生活に戻るためには、彫師を探さないといけないけれど
己自身も隠れないといけないという面倒な状態。
本のあらすじに、怒涛の一ヶ月、とかいてあるという事は
確実に1ヶ月という日数の中で終わるわけで。
…1冊分でも、普通から突如こんにちは、な世界は
精神的にかなりきっつい感じがしますが。
まぁ生活費は確実に大丈夫ですし
せっせと睡眠時間確保しながら
戻って下さい、です。 -
前作「誰かのリビングデッドシリーズ」と打って変わって、ドラゴンキラーシリーズを彷彿とさせる内容。キレ者だがひねた感じの主人公に(下品度は少し下がったものの)悪口の応酬と、ドラゴンキラーシリーズが好きな方にはオススメ。初見でもとっつきやすいと思います。
-
第一印象は「あ、ラノベだ!」独特な言い回しの会話を久しぶりに読んだので慣れるまで違和感を感じつつも、慣れればとても面白かった。ツバメが良識のありそうな人なのもいい感じw頭がおかしいイケメン(途中まで)芦部君をもっとみたかった。
-
たまたま手にして読んでみたら予想外に面白かった。どんな展開になっていくのが楽しみなお話しでした。
-
日常を変えようとしてタトゥーを入れた主人公だが、気が付くと自分の中にもう一つの人格と、破格の運動能力や回復力が憑いていた・・・。
活字苦手だけど読みやすい!これはライトノベルなのか?
前々作『ドラゴンキラー』シリーズが好きでコレも読んでみた。
登場する女性キャラが可愛くて、主人公のひねくれた性格もスパイシーで良し。 -
話の内容としても、文中の会話のテンポもよく、面白かった。
ちょっと西尾維新っぽい雰囲気を感じたかな~。
コワモテで残念な顔で苦学生の蓮華くんが夏休みに入れたタトゥ。
しかしその夜、彼の身体に異変が起こる。
頭に直接話しかける声。急に強くなった力。
一体自分に何が起きたのか?現状を打開すべく捜査をしていたところ、ある製薬会社の社員、亘理と知り合い、襲われる。
彼女が何かしらの事情をしっているようだが・・・