最果ての少年 (C・NovelsFantasia く 3-4 熱砂の巨兵 1)

著者 :
  • 中央公論新社
3.20
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本棚登録 : 39
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784125011684

作品紹介・あらすじ

数百年の間、竜巻に閉じこめられた辺境の村で、まだ見ぬ"海"に憧れる少年カルス。大地が揺れた夜、緑の炎をかざす兵士たちが村を襲う。愛する者たちを殺され、辛くも逃亡したカルスを待っていたのは、果てしない死の砂漠だった。美貌の敵将"白天馬"への復讐を誓い、カルスは"黄金の砂"をめぐる戦乱に身を投じる。自身に、世界を救う"力"が眠っているとも知らずに…。疾風怒涛の冒険ファンタジー、開幕。

感想・レビュー・書評

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  • 異世界の話のため、少し情景が分かりづらいところもありましたが、これからどうなるのかは気になります。

  • 最初の方はなんだかよくわからない話だな…だったけど、話が進むにつれ、面白くなってきた。けっこう壮大な話のようだ。
    カルスの出自は明らかになってきたけど、姉ちゃんの方は?

  • 前作もそうだけど、なにしろテンポがいい。展開が早いのに置いていかれた感がない。お話も殺伐として辛辣で痛々しいのに情感で煽らないのでねちこくない。巧い。

    しかし女の子がかわいくないんだよな…

  • 前シリーズがとても私好みで面白かったので、今回も期待。

    正直、最初は意味がわからないというか、いきなりいろいろ始まり、世界観を把握するまでに時間がかかったのだけど、やっぱり面白い。
    ようやく役者が出揃ったところで一巻が終わり、という感じだったので、続きが楽しみです。
    イラストの雰囲気もいい。

  • 新シリーズ。面白い。しっかり作りこまれた世界を感じる。ぐいぐい引き込まれて読んだ。主人公の生い立ち、彼を取り巻く人々(人外も)、なかでも白天馬との確執が魅力的。巻末で彼がどうなっちゃったのかわからず。まさかあれで死なないだろうが。シーバも良いですなー、読んだ感じもっと中年かと思ったら24歳て若い。続き気になる。

  • 前半の少年主人公にちょっとイライラしつつ…(個人的に少年が強がってギャーギャー喚いてるイメージのキャラがあんまり好きじゃないってだけだけど)
    百足航路とかシーバが好きだー。
    続き待ち。

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著者プロフィール

作 黒川裕子(くろかわ・ゆうこ)
大阪府生まれ。京都外国語大学学士、エディンバラ大学修士。2017年に第58回講談社児童文学新人賞佳作入選、『奏のフォルテ』でデビュー。小学生向けから中高生向けまで、幅広いテーマの児童書を執筆している。おもな作品に『天を掃け』『となりのアブダラくん』『いちご×ロック』(すべて講談社)などがある。千葉県市川市在住。

「2021年 『#マイネーム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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