片翼の天馬 - 熱砂の巨兵2 (C・NovelsFantasia く 3-5 熱砂の巨兵 2)

著者 :
  • 中央公論新社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784125011837

作品紹介・あらすじ

本当に自分は「最後の天馬」なのか?"巨兵"の力を使い、斜指の都を崩壊させたカルスはタラマ中のお尋ね者となる。潜伏先に死の都を選んだ一行だが、奇沙の傭兵隊の襲撃を受け、ジェリンが連れ去られてしまった。奇沙は舟守シーバを追放した因縁の地。カルスたちは死を覚悟してジェリン奪還に乗り込む。一方、四貴では"白天馬"が裏切り者として牢に繋がれていた。来るべき天馬の成熟の刻に、焦る"白天馬"だが…。

感想・レビュー・書評

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  • いまいち読み難いんだけど、全4冊らしいので最後まで読もうと思います。

  • だいぶ物語の核心に近づいたけど、わからないことはまだ多い。
    カルスは羽化して成獣となったけど、護り手はいないし…
    しかし、赤い砂は何ものだろうか。

  • 大きく話が動き出した気がする。
    冒頭の拷問シーンに萌えた(笑)。この歪んだ主従関係がどうなるのか、次が楽しみかも~。

  • シリーズ2冊目。それぞれの勢力と思惑。主人公のカルスだけが置いてきぼりにされて、周りでどんどん物語が展開していく。自覚のないまま天馬としてしか遇されないことへの葛藤。砂と次第に馴れ合っているのも気にかかる。冒頭、白天馬の回想で語られる情景の描写が美しい。しかしあちこちで誰かが囚われていらっさるな。展開しつつもまだ伏線をペタペタ貼ってって、これがあと2巻で終わるとか。何か勿体ないなぁ。早く続き読みたいけど、もっとゆっくりこの世界を楽しみたいとも思う。巻終盤の孵化シーンは切なくも素敵だった。

  • 1巻より、面白かった。だが、ちょっとだけ主人公と白天馬の関係が重要なわかりにくい。気になる場面で終了…次巻が気になる。

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著者プロフィール

作 黒川裕子(くろかわ・ゆうこ)
大阪府生まれ。京都外国語大学学士、エディンバラ大学修士。2017年に第58回講談社児童文学新人賞佳作入選、『奏のフォルテ』でデビュー。小学生向けから中高生向けまで、幅広いテーマの児童書を執筆している。おもな作品に『天を掃け』『となりのアブダラくん』『いちご×ロック』(すべて講談社)などがある。千葉県市川市在住。

「2021年 『#マイネーム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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