二人の護り手 - 熱砂の巨兵3 (C・NovelsFantasia く 3-6 熱砂の巨兵 3)

著者 :
  • 中央公論新社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784125012018

作品紹介・あらすじ

"外殻"に孔が空き、水没し始めた世界。攻めてくる四貴-混乱の渦中、死に瀕していたカルスは、"白天馬"の命を受け、真の天馬として羽化するが、傀儡として担ぐ人、過剰な期待を寄せる人々に翻弄される。姉ジェリンと再会し、安堵も束の間、"白天馬"に誓約の成就を求められる。それは死を意味していた。拒んだカルスに、"白天馬"は世界を救う鍵と天馬の聚楽を教え、そこで人間と天馬の隠された事実を知るが…。

感想・レビュー・書評

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  • 天馬の聚楽でアーカブに聚楽で起こったことや自分やジェリンのことを伝えられる。始祖のことも。
    カルスもタラマも絶体絶命だし、どうなるのだろうか。

  • 色んな真相がわかって、更に窮地へ。羽化後のカルスは少し大人びた感じだが、やはり甘ちゃん。白天馬との関係にも変化。カルスに対してとても忠節なのに、ふてぶてしさが(笑)シーバより白天馬の方が周りとうまくやっていけないと思う・・・。勢力関係だけでもいくつもあってややこしい上に始祖が3つに分かれててそれぞれ封じないといけないのね?でカルスの持ってた函に魂の始祖が入っててそれが無事に封印。残り2つはビョルクと、渦蝶がくすねてきたあれかな。次巻完結、どう風呂敷を畳むのか、頑張ってついていく。

  • 今までに出てきた謎が少しずつ明らかになってきた第三巻。次が楽しみです。
    いや、まさか、二人目の護り手があの方だとは思いませんでしたよ……。

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著者プロフィール

作 黒川裕子(くろかわ・ゆうこ)
大阪府生まれ。京都外国語大学学士、エディンバラ大学修士。2017年に第58回講談社児童文学新人賞佳作入選、『奏のフォルテ』でデビュー。小学生向けから中高生向けまで、幅広いテーマの児童書を執筆している。おもな作品に『天を掃け』『となりのアブダラくん』『いちご×ロック』(すべて講談社)などがある。千葉県市川市在住。

「2021年 『#マイネーム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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