暁の島へ - 熱砂の巨兵4 (C・NovelsFantasia く 3-7 熱砂の巨兵 4)

著者 :
  • 中央公論新社
3.70
  • (3)
  • (3)
  • (3)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 26
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784125012162

作品紹介・あらすじ

赤い砂を操る御方の正体は、魂・意志・力の三徴にわけて封じられていた始祖だった。より強い力を発揮できる依り代を欲する始祖は、子孫である真の天馬カルスを狙い、一行の目前に立ちはだかった!人間の命を吸い復活した"函舟"とカルスの母の声をもつ裏切り者"巨兵"を従えて…。人々の未来がかかった戦い、真の天馬同士、決着をつける刻がきた。滅びゆく砂漠を舞台に描かれた壮大なるファンタジー、完結。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 大団円なんだけど、ご都合主義に見えてちょっと残念。なにしろヒロインがかわいくなくてなー。

  • 完結。
    天馬同士の戦いで最後かと思ったら、それからがけっこう長かった。
    底のものを蹴散らし、混沌を封じ、外殻を吹き飛ばし…で最後は…
    まぁ、納得の結末ですね。始祖も巨兵もそれなりに報われたし。

  • シリーズ完結。伏線回収してきれいにまとめられた、という感じ。壮大な世界観とともに、カルスと誰か、というそれぞれの関係がどれも興味深い作品だった。カルスと白天馬、カルスとジェリン、カルスとシーバ。どれも甲乙つけがたく好きだなぁ。ビシュランを威嚇する白天馬が最高に格好よくぞくりとさせられた。主従良いなー。次回作にもまた期待する。

  • どう終わらせるのかと思っていたが、概ね大団円である。しかし、あのラストシーンに半笑いになってしまったのは許してもらいたい。何でこんなBL臭漂うシーンなのだ(笑)。悪くはないけど。石火矢が丸くなって可愛くなった。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

作 黒川裕子(くろかわ・ゆうこ)
大阪府生まれ。京都外国語大学学士、エディンバラ大学修士。2017年に第58回講談社児童文学新人賞佳作入選、『奏のフォルテ』でデビュー。小学生向けから中高生向けまで、幅広いテーマの児童書を執筆している。おもな作品に『天を掃け』『となりのアブダラくん』『いちご×ロック』(すべて講談社)などがある。千葉県市川市在住。

「2021年 『#マイネーム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

黒川裕子の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×