- Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
- / ISBN・EAN: 9784130101103
作品紹介・あらすじ
本書は経済学の落とし子です。ただし、福祉はひとの善き在りよう(well‐being)の実現を希求し、正義はその実現のあり方を問います。福祉と正義は、エコノミック・シンキング(経済学的思考)のさらなる展開と、その細心かつ大胆な転回を要求するでしょう。
感想・レビュー・書評
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2352円購入2011-02-09
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大学時代の集大成として読了。
その理由は、
①公共経済学者による正義論(≒政治哲学や近代立憲主義~の人権思想の文脈を汲む)であり、これまで"意図して広範に行ってきた"4年間の学修成果を意義付けるため。
②自身がゼミにおいて「福祉国家研究」を一大テーマとして掲げており、院進こそしなかったものの、今後の生活の中でも関心事として揺らがないことを確信したため。 -
人権は個人が持つと想定されるのは、特定の国の市民権という徳ではなく、人間としての地位に根拠があるからだ。
働いて提供することができるなら、そうしないさ、困窮しているなら、受給しなさい。
・共時的に存在するすべての個人を要素とするコスモポリタン。
・諸社会の間の関係性を規定する
・特定の目的、利益を追求し、それを支える内的基準をもつ複数の集団 -
2009年2月1日
読んでも意味が分からない。難解な文章。テーマやセンの名前に興味がわいたけど。またの機会に。