アマルティア・センのおすすめランキング

プロフィール

1933年、インドのベンガル州シャンティニケタンに生まれる。カルカッタのプレジデンシー・カレッジからケンブリッジ大学のトリニティ・カレッジに進み、1959年に経済学博士号を取得。デリー・スクール・オブ・エコノミクス、オックスフォード大学、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス、ハーバード大学などで教鞭をとり、1998年から2004年にかけて、トリニティ・カレッジの学寮長を務める。1998年には、厚生経済学と社会的選択の理論への多大な貢献によってノーベル経済学賞を受賞。2004年以降、ハーバード大学教授。主な邦訳書に、『福祉の経済学』(岩波書店、1988年)、『貧困と飢饉』(岩波書店、2000年)、『不平等の経済学』(東洋経済新報社、2000年)、『議論好きなインド人』(明石書店、2008年)、『正義のアイデア』(明石書店、2011年)、『アイデンティティと暴力』(勁草書房、2011年)などがある。

「2015年 『開発なき成長の限界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

アマルティア・センのおすすめランキングのアイテム一覧

アマルティア・センのおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『貧困の克服 ―アジア発展の鍵は何か (集英社新書)』や『人間の安全保障 (集英社新書)』や『ハーバード日本史教室 (中公新書ラクレ 599)』などアマルティア・センの全42作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

貧困の克服 ―アジア発展の鍵は何か (集英社新書)

1060
3.47

感想・レビュー

アジアの状況と人間の安全保障を絡めてかいてある。 具体例も提示されていて非常にわかりやすい。 個人的に、リベラリストなので非常によかったが、 リアリ... もっと読む

人間の安全保障 (集英社新書)

736
3.37

感想・レビュー

人間の安全保障、それは国家の安全保障のような平和等の観点ではなく、人間の生活を脅かすさまざまな不安を減らし、可能であればそれを排除することが目的である。 ... もっと読む

ハーバード日本史教室 (中公新書ラクレ 599)

670
3.60
佐藤智恵 2017年10月5日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ハーバード大学の先生方が語る日本史・・・というよりも日本を語った本という感じです。 日本で常識とされていたことや考えが、ハーバードの教授方は違った受... もっと読む

アイデンティティと暴力: 運命は幻想である

404
4.20

感想・レビュー

印英にルーツを持つ経済学者、哲学者の著者が「アイデンティティとは、一人の個人が一つのアイデンティティを他の属性よりも優先して宿命的に「発見」して持つのでは... もっと読む

正義のアイデア

313
4.12

感想・レビュー

ー 実現に焦点を合わせる観点は、完璧な正義を追求するのではなく、世の中の明らかな不正義を防ぐことの重要性も理解しやすくする。マツヤニヤーヤの例がはっきりさ... もっと読む

不平等の再検討: 潜在能力と自由

304
3.61

感想・レビュー

2009年度S大EHゼミテキストのひとつ。自由、福祉、格差、などなどを都度定義を繰り返しながら、あるべきものを理詰めで描く。J.ロールズとのやりとりなども... もっと読む

アマルティア・セン講義 経済学と倫理学 (ちくま学芸文庫 セ 5-1)

266
3.33

感想・レビュー

アマルティア・センの経済学思想を学ぶうえで欠かせない論が展開されている。人間社会の倫理的側面から経済学が前提としている合理的経済人について建設的批判を行っ... もっと読む

不平等の再検討――潜在能力と自由 (岩波現代文庫)

261
4.71

感想・レビュー

センのcapability approachに関して学ぶとするなら、最初の本になりうるかも。 "福祉の経済学"に比べて、数式はほぼない。 また、具体例が多... もっと読む

合理的な愚か者: 経済学=論理学的探究

242
3.38

感想・レビュー

日銀 黒田総裁の推薦図書だったため読んでみたが、難しくて理解できなかった。訳も悪いように感じた。 「(パレート最適)何人も、他の誰かの状態を悪化させるこ... もっと読む

自由と経済開発

219
3.61

感想・レビュー

ー 私たちが生きるこの恐るべき世界はー少なくとも表面上はーあまねく全能の慈悲心の支配が及んでいる世界のようには見えない。(神の)情け深い世界秩序が、どのよ... もっと読む

貧困と飢饉 (岩波現代文庫)

194
4.08

感想・レビュー

飢餓はなぜ起きるか。一国の食糧の供給量が減少すると飢餓は起きる、という1970年代までの通説に直接的な関連性がないことを示す。供給量が落ちていなくても、特... もっと読む

貧困と飢饉

157
3.43

感想・レビュー

■一橋大学所在情報(HERMES-catalogへのリンク) 【書籍】 https://opac.lib.hit-u.ac.jp/opac/opac_li... もっと読む

アマルティア・セン講義 グローバリゼーションと人間の安全保障 (ちくま学芸文庫 セ 5-2)

103
4.00

感想・レビュー

 前に読んだ『経済学と倫理学』は少々ピンと来ないものがあったが、本書はなかなか素晴らしかった。講義録なのでたいへん平易だが、中身は深い。  まず、「グロ... もっと読む

福祉と正義

91
3.00

感想・レビュー

2352円購入2011-02-09 もっと読む

集合的選択と社会的厚生

85
3.60

感想・レビュー

この本の解説サイトがあるほど難解。だが、この本にはセンの思考の全てが詰まっており、経済の新たな見方を教えてくれる。この視点を知る前と後とでは、あらゆるもの... もっと読む

福祉の経済学: 財と潜在能力

83
3.75

感想・レビュー

たぶん何度も読み返す気がする 買ってよかったし、もっと早く読めばよかった。 貧しくて物を持っていなくて、ささやかな物で満足し幸福を感じている人と、ものに... もっと読む

グローバリゼーションと人間の安全保障

78
3.45

感想・レビュー

貧困と開発の経済学的分析、グローバリゼーションの人類史の中への位置づけ、サミュエル・ハンチントン氏の『文明の衝突』への徹底した反駁。これらアマルティア・セ... もっと読む
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