理系のための交渉学入門: 交渉の設計と実践の理論

  • 東京大学出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (142ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784130623162

作品紹介・あらすじ

交渉とは,相手を打ち負かすためではなく,対立を乗り越え,両者に大きな利益を生み出すためにある.そして交渉力は,論理的思考力と行動科学に基づく理論とトレーニングにより,その能力を向上させることができる.東京大学工学部の講義から生まれたテキスト.

感想・レビュー・書評

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  • 文体からして、理系っぽい。。。

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/61863

  • 理系って書いてあるけど、文系でも問題なし!笑 逆にロジカルでわかりやすいかも!

  • 基本的な交渉理論だけでなく具体的な準備プロセスまで、チャートを用いながらきれいに整理されている本。最初の一冊、またはいろいろ交渉の本を読んだ結果混乱してきた人におすすめ。

  • 理系に交渉が必要か、交渉に理論はあるのか、交渉は習得できる能力か。
    理図書 407||I85 11851615

  • 【配架場所】 図・3F開架 
    【請求記号】 336.49||IS
    【OPACへのリンク】
     https://opac.lib.tut.ac.jp/opac/book/160819

  • 理系のための交渉学として、交渉の題材が理系のシチュエーションになったり、少し数字を使うなどしていますが、コアの部分はハーバード交渉プログラムの考え方を紹介するものだと受けとめました。もう少し、しっかり勉強しよう。

  • 三葛館一般 407||IS

    本書によると、交渉とは、相手を困らせる技術ではなく、交渉相手と問題を乗り越えるための技術であり、「対人での問題解決のアプローチ」です。
    「理系のための」とありますが、対人関係での問題解決が必要な場面は、誰でも身近なところでたくさんあるのではないでしょうか。例えば恋愛や、ボランティア活動、クラブ活動などの場面です。ましてや、仕事上で交渉が必要な場面は頻繁にあると思います。本書は、「分析力」「コミュニケーション力」「意思決定力」から構成される総合的な能力である交渉力を養うための学問、「交渉学」の入門書です。
    「交渉学」の理論と実際を学ぶことで対人での問題解決が「Win-Win」の関係に持っていけると思うと、じっくりと読みたい1冊です。

    目次--------------------------------------------
    序 章 理系が交渉を学ぶ意義
    1 なぜ、理系に交渉が必要か?
    2 理系学習者のビフォー・アフター
    第1章 交渉の理論
    1.1 交渉の概念
    1.2 交渉のフレームワーク
    1.3 交渉の学習理論
    第2章 論理的思考に基づく,意思決定
    2.1 意思決定の概念
    2.2 交渉シーンと理論解説
    第3章 行動科学に基づく,コミュニケーション
    3.1 コミュニケーションの概念
    3.2 交渉シーンと理論解説
    終 章 交渉の成功確率を上げるために
    付 録 演習問題
    ------------------------------------------------
    (もも)

    和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=68220

  • 交渉のミッションを実現するためには具体的な目標が必要。
    交渉の準備において最も重要なことはミッションを仮定すること、ミッションは交渉の軸となる。

  • タイトルは『理系のため』と冠しているが、本書で得られるものは理系読者に限定されない。
    <b><span style='color:#ff0000;'>ZOPAやBATNA</span></b>の解説、フット・イン・ザ・ドアテクニックなどの常套手段の説明ももちろん押さえてあるが、本書で最も強調されているのは、<b><span style='color:#ff0000;'>相手の背景条件をしっかり観測、アナライズ</span></b>して、ロジカルに対処を組み立てること。協調をベースにクールにWIN−WINを目指す姿勢の大切さである。

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著者プロフィール

一色 正彦
一色正彦:東京大学大学院工学系研究科非常勤講師/金沢工業大学大学院客員教授

「2013年 『理系のための交渉学入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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