ソフィーの世界 哲学者からの不思議な手紙

  • NHK出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (688ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140802236

感想・レビュー・書評

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  • まだ読み途中だけどとても面白い。
    だいぶまえにすすめられてたのにいまさら読んでる。

    ギリシャの古代の自然哲学からの考え方や文化の流れを順に辿っていく。ゆっくりどんな人かも含めて語られているので各時代の哲学者の考え方を身近にかんじられる。


    ———————
    ソクラテスがとんでもなくみっともない男だったことはたしかだ。チビで、デブで、目つきが陰険で、鼻は空を向いていた。

  • 学校で倫理の授業を受けるより、この本一冊読む方がよほどためになる。何より哲学が好きになる。
    前半は哲学講義でページが進まなかったが、中盤からはミステリーの本領発揮、一気に読んでしまった。『果てしない物語』?いや、落語の『頭山』のようなちょっと不気味な続きを想像してしまいました。

  • メタ構造と哲学は相性が良いのか?

    現代のオカルトや超常現象を一刀両断しているわりには、ヘレニズムの章で触れた神秘的体験には疑問を一切差し挟まないのがよく分からない。作者か少佐かアルベルトは、こちらの神秘的体験は「本物」だと考えているのだろうか。

  • 哲学史の入門的な横断にはもってこいですね。
    大学の哲学史と並行して読むことで近代哲学についてはよく学ぶことができました。
    ボリュームたっぷりなので哲学の森で迷子になった時にはまたここに帰ってきたいです。

  • 他の哲学書よりははるかに分かりやすい。西洋哲学をざっと知ることができるが、かなり長い。

  • 分厚い本なので読み始めるのに勇気がいる。20年ぶりの再読でも躊躇った。それでも読み始めるとすいすい進むのだから面白い本に違いない。この本は、ソフィーという14歳の少女を主人公にし、ファンタジーの体裁をとった哲学史入門。「あなたはだれ?」の手紙から始まる「自分の存在とは何か?」という問いに、ソフィーがアルベルトという謎の先生の力を借りながら過去の哲学者たちの考え、思想を学んでいく。物語は、劇中劇のような構造、夢の中でみる夢のような構造だ。私たち自身はどの役回りなのか、どう振る舞うべきかを問いかけてくる。それこそがこの本の狙いだ。哲学史を学んで気づくのは、実は自然科学の探求は哲学の問いから始まっているということ。科学と哲学は根っこは同じなのだ。

  • 古今東西の哲学についてわかりやすく物語形式で書いた一冊。

    哲学なのでわかりやすくといっても限界があるものの、とても読みやすくて勉強になった。

  • とても長編ですが、読んだあとの達成感がたまらなかったです。
    この本を読んで哲学に興味が持てました。

  • 哲学の歴史をわかりやすく解説してくれる本です。
    しかも、小説になっていて物語はファンタジックで、おとぎ話のよう。内容もとても面白くてスラスラと読むことができました。
    哲学の入門書としてはこれほどの本はなかなかないのではないかと思います。
    常識にとらわれず、様々なことに疑問を持って、自分なりの回答を探しのは大切なことだなーっと思いました。

  • 「知らないこと」を「知る」。

    を学んだ一冊。

    分厚くて読みごたえがあります。

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