絵本やね。
写真絵本、見たかったなぁ、このNHKの番組、動く絵本
瓦屋根の絵本。
瓦屋根は大和の寺や神社ではふつう黒一色。でも10年100年1000年経つと表面が劣化してまだら模様になる。いろいろなマダラの瓦が集まって一つの大きなまだらを作る。そのまだら(斑)が美しい。
東大寺鐘楼の鐘楼自身が自慢するようなそり。あれには驚きます。
「屋根の反りは、私たちの生命です。職人がみな結集して、建物の風格をつくり、建物に魂を入れる。それが反りを生み出す作業」と語るのはわが生駒の瓦職人・山本清一さん。宮大工のあの西岡棟梁に並ぶ大和を代表する職人ではないか。
鬼瓦や鍾馗さんなどの飾り瓦。そこに込めた思いに心を傾けてみる。なんと瓦屋根が見所いっぱいな文化なのだろう。
私たちを瓦屋根の文化に誘い、この目を開いてくれる素敵な絵本に出会った。屋根を支える建物を作る大工さん、壁を作る左官屋さん、そして屋根を作る屋根屋さん、資材を提供する職人さん、この綺麗な面白い文化を末永く残して欲しい。