レイ・カーツワイル加速するテクノロジー (NHK未来への提言)

  • NHK出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (92ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140812174

作品紹介・あらすじ

21世紀の人類が抱える課題について、日本の各界の第一人者が世界のキーパーソンに徹底インタビュー。未来を切りひらくヒントを探り、道しるべを提示します。

感想・レビュー・書評

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  • 15年も前のインタビュー本。ポイントを絞ってあっさり書かれているので、カーツワイルの考えを知る取っ掛かりとしてよいかもしれない。タイトルにもある「テクノロジーの加速」は、予測通り、あるいは、ますます進んでいるのかもしれない。

  • 他のカーツワイル 本と同じ内容。時期が早い事に価値

  • 【由来】


    【期待したもの】

    ※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。

    【要約】


    【ノート】
    ・サラリと読んだ。カーツワイルの来し方とかも。インタビュー形式。重要なキーワードは「加速」だってさ。で、加速が進むと人工知能と人間の区別がなくなると。

    【目次】

  • 著者のカーツワイルは、有名な発明家。技術的特異点(主な科学的進歩の主役が人類から、コンピュータに代わる時代(2050年ごろと予想)の主張者としても知られる。本著は、この特異点や、ナノテクノロジーにより、人類、社会がこれからどのように変わっていくかを予言する。この予言は、テクノロジーの進歩が、それ自体を加速するという過去の事実に基づき行われ、すでに過去20年間の予言はかなりの精度で的中している。とは、いえホンマかいなと思える主張(ナノメカにより、人類が自分自身の体を作り変える)もある。

  • NHK BS「未来の提言」の放送内容を基に、レイ・カーツワイル氏へのインタビューで構成された本である。

    カーツワイル氏のベストセラー『ポスト・ヒューマン誕生』で提言されている「シンギュラリティ」について、その概念や来るべき未来が語られている。カーツワイル氏の予見する未来のポイントは指数関数的進化と、G(Genetics)N(Nano-Tech)R(Robotics)革命の実現だ。

    本書は30分~1時間程度で読了できてレイ・カーツワイル氏の主張がコンパクトにまとまっており、そうした点では踏み絵的価値はあるが、本書だけだとトンデモ未来予測の感も受けかねないので、やはり『ポスト・ヒューマン誕生』を読むことをお薦めする。

  • 全てが情報テクノロジーになる

    生物とテクノロジーの進化 6つのエポック
    1 物理と化学:原子構造の情報
    2生物:DNAの情報
    3脳:ニューラルパターンの情報
    4テクノロジー:ハードウェアとソフトウェアの設計情報
    5テクノロジーと人間の知能の融合:生命のあり方がテクノロジーによって統合される
    6宇宙の覚醒:拡大した人間の知能が宇宙の隅々に行きわたる

    ? ナノテクノロジーを使ってプログラムを組むことができればエネルギーも情報テクノロジーが扱う領域になる ナノテクノロジーを使えばコストをかけずにエネルギーを確保できるようになる

    P37

  • 情報テクノロジーは加速するとして、2045年の特異点(singularity)を唱えるレイ・カーツワイル氏への徳田英幸氏によるインタビュー、遺伝学、ナノテクノロジー、ロボット工学の急成長と融合が人間を大きく拡張するとの議論に一抹の不安を感じながらもワクワクします。
    2045年の特異点について次に引用する。
    『2020年には1台のコンピュータがひとりひとりの人間の知性を凌駕する。そして、2045年には人間の知能の10億倍の能力をもった人工知能が登場し、人類とテクノロジーの関係が「特異点(人間の能力が根底から覆り変容するとき)」に達するという。』

  • ページ数わずか92ページ。さっくり読める本。
    レイ・カーツワイルという発明家の人物紹介と彼の思想のエッセンスが詰まっています。
    ただ、レイ・カーツワイルが実際にどういった事を考えそして未来予測をしているかについては、「ポスト・ヒューマン」という分厚い本を読む必要があります。
    その考えには賛否両論あると思いますが、しかし私は「ポスト・ヒューマン」という炭素生物の誕生については人類の進化の中では充分考えられると思いますね。

  • 夢想していたことが現実になるなら見てみたい好奇心はとめられないし、これが人類が人類たる所以で、それでこの種が滅びるのことになるなら、それは必然とも思う。いろいろな考えがあるけど、テクノロジーの楽天主義を応援したい。

  • カーツワイル氏は近い将来に「人間とは何か」という定義そのものを議論するような時代に突入すると言う。技術によって改良された人間はもはや人間ではないとするなら、その境界線はどこに引けばよいだろうか。

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