釣られない魚が大物になる: 手術職人の生き方論 (生活人新書 181)
- NHK出版 (2006年5月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784140881811
感想・レビュー・書評
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社会とはプロの集団である。
釣られない人は、肩書にこだわらない。生涯一平卒であることに生きがいを感じている。
仕事とは執着するもの。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
[ 内容 ]
人や組織、時代の風潮に釣られることなく、自分の信念を貫く者こそ人として大きくなることができる。
あなたのその判断・決断は、「組織の論理」や「価値観」に染まってはいないか。
真実を見失い、「偽造」「捏造」「疑惑」に揺れる社会の中で、プロの仕事人として、誇りを持って生きているか。
「手術職人」としてギリギリの決断と選択を繰り返す一人の心臓外科医が問う。
[ 目次 ]
第1章 釣られない人の条件
第2章 社会と個人
第3章 戦略と判断
第4章 プロモーションと価値
第5章 プロ職人の点描
第6章 評価と感受性
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
会社で学んだ知識をもとに、資格をとるというように他人が経歴からでは分からない事も、成果を出すほどに学んだんだという他人が見たときに否定できない形で残すことが大事になる。
プロフェッショナルとは、仕事の怖さを知っている、過去の失敗を忘れない、プロは現場で働く職人である、特権意識を持たない、師匠とライバルを持つ。
失敗を恐れる気持ちがあるからこそ、成長を続けられる。 -
著者は、心臓外科医。日常的に、「手術職人」としてギリギリの決断と選択を繰り返す。他人、組織、時代の風潮に釣られることなく、自分の信念を貫く者こそ人として大きくなることができると主張。実践していることを生々しく記している。