プロフェッショナル 仕事の流儀 運命を変えた33の言葉 (NHK出版新書)
- NHK出版 (2013年8月8日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784140884140
感想・レビュー・書評
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駒込にて。移動用。
シリーズの中から、本田、栗原でチョイス。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
誰も見てるわけではない、でもそれをやれる自分が誇り
10分今日を反省し、5分明日を夢見ろ
仕事を楽しんでいる人には、誰もかなわない
啐啄そったく、卵が孵化 -
この番組は好きな番組のひとつです。
必ずしも有名人ではない人から出される名言は、現場の第一線で活躍する人だからこそ言える、特別な言葉です。
そんな名言を集めただけに、重みを感じます。
<目次>
1 その道を究める、6つの言葉
2 極限のリスクに挑む、5つの言葉
3 新しいものを生み出す、6つの言葉
4 自らを戒め前に進む、5つの言葉
5 人を伸ばす、6つの言葉
6 逆境のなかで希望をつなぐ、5つの言葉 -
プロフェッショナルという番組が追いかけた、各界で活躍している人たちの考え方には、説得力がある!
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http://kashiwabaray.com/blog/index.php?itemid=333
パン職人の成瀬正さんからプロサッカー選手の本田圭祐選手まで様々な職種のプロフェッショナルの方の名言が詰まっています。
■常に不満足であれ パン職人 成瀬 正
100点満点はない。けっして、現状に満足しない。
「お客様の満足と、職人の満足はまったく違うものだと思うんです。95点のパンであれば、お客様は十分満足するかもしれません。でも、残りの5%がある。この5%が満足できない。いつも満足できない。だからずっと走っている。完全な満足を、ずっと追い求めているんです。」
満足した時点で成長が止まってしまう。だからこそ、絶対に現状に満足しないことだ。
納得することはあっても、常に不満足であろう。
■リスクは、人として生きている証 介護福祉士 和田 行男
「自分のために、自分ですることがあるっちゅうのが生きている証で、そこはリスクが全部くっついている。それが、人が生きるっちゅうことかなって。」
リスクがあるということが生きている証。リスクがあるから楽しいのだ。
どうせなら振れ幅の大きい人生を生きたいものだ。
■誰も見てるわけないんですよ、でも、それをやれる自分が誇りなんです 潜水士 渋谷 正信
「人目につかない、紹介されることも少ない、しかもときに危ないこともある。でも、それをやれる自分が誇りだと思うんです。」
仕事にプライドを持つということはそういうことだと思う。果たして自分の仕事にプライドを持っているだろうか。
■10分“今日”を反省し、5分“明日”を夢見ろ 石工 佐野 勝司
10分の振り返りと、5分の目標設定。続けていくと、不思議と自分の仕事に自信が出てきた。
「毎日、自分の仕事を少しでもいいから反省し、明日の仕事へとつなげなさい。」
毎日、10分間仕事を反省する習慣を身につけよう。そして、5分間夢を見よう。
成功した自分のリアルな姿をイメージするのだ。
■その道に、骨をうずめる覚悟 日本料理人 山本 征治
「僕の料理に対する覚悟は、ただの覚悟じゃなくて骨をうずめる覚悟なんですよ。人生すべてをかけると決めてるんです。そうしないと料理を進化させることはできないし、世界にも通用しない。僕は毎日、それくらいの気持ちで料理に向きあっているんです。」
人生すべてをかけるという覚悟で仕事をしているだろうか。していないとすれば、それはなぜだろうか。
本当に人生すべてをかけていい仕事をしているのだろうか。していないのであれば、真剣に探さなければならない。
人生すべてをかけて仕事をしなければならない。そうでないと、覚悟を持って仕事をしている人にかなうわけがないのだ。
【1読書1アウトプット】
10分“今日”を反省し、5分“明日”を夢見る -
やっぱり凄い人は手を抜かない。