- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150124052
感想・レビュー・書評
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あ〜〜面白かった。
ゆっくりゆっくり読み進んだが、
面白すぎて読み終わるのがイヤだった。
幻視と現実の間の苦悩に苛まれるポール、
その結果を選ぶ事への更なる苦悩。苦しすぎる。
ポールのラストシーンは、電車で読みながらほぼ泣いた。
で、2回読んだ。
ダンカン・アイダホが側にいてくれた事が、
ポールにとってはせめてもの救いか。
結末、私は好きだった。
アトレイデスの為政者としての存在意義よりも、
フレメンとしての生き方が勝る潔さに胸打たれる。
続きを読みたいけどどうしたら読めるのか。
続編の新訳、いつでるのかな。 -
自分の人生をとるか、国の未来をとるかで思い悩む為政者の苦悩が見事に描かれている。ポールの側室への寵愛ぶりを見て、武田信玄を思い出した。
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フランク・ハーバートによるSF大河、『デューン 砂の惑星』の続編・下巻。
予知した悲劇的な未来に抗おうとするも、その"運命"から逃れる術が見出せず苦悩するポールに、旧勢力の策謀が迫り来る。その行き着く先は―――。
「悲劇の第二部」と呼ばれるに相応しい悲しく辛い物語。前作のようなスペクタクルな要素は無いに等しく、ひたすら為政者ポールの苦悩を描いた内容となる為、前作のような展開を期待するのはNG。
予知した悲劇的な未来に抗えず、次々と現実のものとなっていく中で現れる、予知には無かったいくつかの出来事。これらが未来を変える"希望"となるのか・・・。次作も新訳刊行予定とのことで、映画と併せて待ち遠しい限り。 -
うーん。面白い。
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結末は賛否両論と言われているようだが、私は好きだ。